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日中歴史共同研究の「総論」発表

昨日もご紹介しました「日中歴史共同研究」の報告書の総論が、24日発表されました。古代から近現代史までの詳細な報告書は1カ月以内に公表されるとのことです。

日中歴史共同研究:『戦後』対象外に 南京事件は両論併記 来月にも報告書」(毎日、25日)
日中歴史研究報告書総論の要旨」(時事、24日)
「『日中歴史研究』関係・談話」(時事、24日)

日中歴史共同研究、「南京で大虐殺」認定

かねてから日中の専門家によって進められてきました日中歴史共同研
究の報告書の内容が明らかになり、南京大虐殺については「大規模な
虐殺行為」との認識では一致しましたが、犠牲者数や原因、背景など
については今後の研究課題とされたとのことです。

また盧溝橋事件について、日本側は事件の「偶然性」を、中国側は事
件発生の「必然性と計画性」を重視。毒ガス兵器の使用や市民への無
差別爆撃などについては、日本軍の中国での侵略の傷跡が今も残って
いるとの考えで一致しました。

「『南京で大虐殺』認定 規模は今後の課題 日中共同研究」(朝日、24日)

「12月8日」に寄せて(井上寿一)

今日の産経新聞「正論」の「『12月8日』に寄せて」の筆者は学習
院大学教授・井上寿一氏です。

「【正論】『12月8日』に寄せて 学習院大学教授・井上寿一
< 第3は開戦回避の可能性である。第1と第2の点から明らかなよ
うに、日米間には戦争を不可避とする争点はなかった。言い換えると、
開戦回避は可能だった。これは戦後早くからこのテーマに取り組んで
きた、実証主義の日本外交史研究の結論でもある。この通説的な見解
によれば、「ハル・ノート」は最後通牒(つうちょう)ではなかった。
文言のなかの「中国大陸」に満州国が含まれているか否か、アメリカ
側に確認を求める価値はあった。アメリカは「満州国は『中国大陸』
に含まれない」と示唆するだろう。そこに暫定協定が成立する。日米
開戦は回避可能だった。>

井上氏は歴史学者だけに、「正論」論者の中では比較的史実に基づき
客観的に分析されていると思います。いずれにしろ日米開戦の原因は
少なくとも満州事変にまで遡って考えねばならないと思います。

「12月8日」に寄せて(新保祐司)

今日の産経新聞のコラム「正論」に、都留文科大学教授の新保祐司氏が
「『12月8日』に寄せて」という一文を寄稿しています。 

「【正論】『12月8日』に寄せて 文芸批評家、都留文科大学教授
・新保祐司

< 昭和16年12月8日に、「勝ち目のない戦争」であることは十
分、分かっていた「にもかかわらず」日本は、開戦したのである。戦
わなければ、戦わずして敗戦後の日本と同じ状態にさせられていた。
その方が、戦禍がなかっただけ良かったと思う人間も今日、多いかも
しれない。そこまで、日本人は安全と利害だけに関心を持ち、誇りと
歴史に対する敬意というものを失ったのであろうか。>

どうもこの先生の論旨はいつもながらの精神論のように思え、戦争中
の標語「撃ちてし止まん」が憶い起こされるのです。

教科書検定制度の改善を(琉球新報)

先に川端文部科学相は、高校歴史教科書の沖縄戦「集団自決」の記述
に関する07年の教科書検定意見に問題がないとの見解を示しました。
これに対し沖縄では、鳩山政権は県民の期待を裏切ったとの批判の声
が上がっています。

今日の琉球新報の社説も、「歴史ゆがめる制度の改善を」と訴えてい
ます。

教科書検定問題 歴史ゆがめる制度の改善を
< この際、鳩山政権は歴史の真実を徹底検証し、特定の思惑による
歴史改ざんを許さない教科書発行制度の確立を目指してほしい。>

文中に<そもそも自公政権下で鳩山由紀夫首相(当時民主党幹事長)
は「日本軍による強制、誘導、関与なしに起こりえなかった」との見
解を示していた>とありますが、その見解は下記のサイトで述べられ
ています。
沖縄戦『集団自決』に関する教科書検定について(談話)」

アジア各国の歴史教科書における日本の戦争

アジア各国にアジア・太平洋戦争がどのように記述されているかにつ
いては、今まで2度ほどご紹介しました。

アジア各国の歴史教科書にみる日本の戦争
インドネシアの歴史教科書

それ以外にも次のようなサイトがありましたので、ご覧ください。

世界の歴史教科書における太平洋戦争の記述

爆笑問題+加藤陽子

NHK総合テレビで放映中のシリーズ「爆笑問題のニッポンの教養」、次回のゲストは加藤陽子・東大教授(日本近代史)です。

今ベストセラーになっている「それでも、日本人は『戦争』を選んだ」の著者に、爆笑問題の二人が「戦争のつくりかた」をテーマにいかに切り込んでいくか。次のように放送されますので、ぜひご覧ください。

●爆笑問題のニッポンの教養「戦争のつくりかた~日本近現代史・加藤陽子」
●10月27日(火)23:00~23:30
●NHK総合
http://www.nhk.or.jp/bakumon/nexttime/

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プロフィール

西羽 潔

Author:西羽 潔

・1933年生まれの軍国少年OB。
・メーリングリスト「戦争を語り継ごうML」主宰。
・ウェブサイト:「戦争を語り継ごう -リンク集-」
・著書:「むかし、みんな軍国少年だった」(共著)

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