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「硫黄島からの手紙」で遺族が特別授業

硫黄島で戦死した兵士が持っていた手紙が、それを拾った元米兵から
一昨年遺族の元に返されました。その遺品の手紙を題材にして、兵士
の姪御さんが「叔父と家族が手紙に残した言葉を通じ、平和の大切さ
を語り継ぎたい」と、神奈川県の私立栄光学園高校で特別授業を行っ
ています。

届いた『硫黄島からの手紙』で遺族が特別授業」(神奈川、16日)

このように戦争遺品を「戦争を語り継ごう」に役立てておられるのは、
たいへん心強いことだと思います。

戦争遺留品(F052)、ご遺族へ返還

拙サイト「旧日本軍人の遺留品」に F052として掲載されています日
章旗が、先月アメリカの保管者からご遺族に返還されました。この旗
は06年7月に、アメリカの Eric Rigie さんから依頼されたものです。

元の持ち主は「岡田正勝」さん。寄せ書きには「日曹葡萄鉱山」と書
かれていましたので、日本曹達株式会社に照会しましたが、60年ほど
前に別会社になったので、資料が残っていないとのことでした。

そこで厚生労働省にも調査を依頼しましたが、旗には本名と違う「岡
田政勝」と書かれていたせいか、該当者不明で、それ以上手がかりが
ありませんでした。

ところが今年の6月ごろになって、「ミックン」という方からメール
があり、「日曹葡萄鉱山」は現在の新潟県村上市にあったので、地元
の新聞社や市役所に問い合わせしていただいたとのことでした。

そのうち村上市役所が調査に応じていただき、岡田さんは現村上市の
ご出身で戦死されましたが、ご遺族が地元におられるということが判
明し、返還に到ったものです。

このようにまったく見ず知らずの方のご協力と村上市役所のご担当の
方のご好意で、ご遺品を無事故郷へお返しできたことは、まことにあ
りがたいことと喜んでいます。

今後とも皆さんのご協力をお願いします。

新たな戦争遺留品(M036)

M036
アメリカの James J Cox という方から、また新しく戦争遺留品であ
る財布の返還希望がありました。フィリピン・ルソン島のバギオ付近
で戦死した兵士が持っていたものだそうです。

財布の中身は名詞、写真2葉、手帳(「歩哨特別守則」が書かれてい
る)、50銭紙幣です。名詞には、「我喜屋 良通」「勤務先 日本郵
船株式会社パラオ支店」とありますので、元の持ち主は元日本郵船勤
務の我喜屋良通さんかと推定されます。我喜屋姓は沖縄に多いので、
沖縄の出身でしょうか。

財布の中の写真には、元陸軍兵士と思われる二人の写真が写っていま
す。

拙サイト「旧日本軍人の遺留品」の「その他」のページに、M036と
して掲載しましたので、ご覧の上、何か手がかりになるような情報が
ありましたら、ぜひお知らせください。

日章旗返還、日米双方の元兵士が面会へ

F086
ちょうど1年前にご協力をお願いしました戦争遺留品(F086)の日章
旗の元の持ち主が、厚生労働省の調査で判明し、去る6月26日、同省
を通じご本人に返還されました。

元の持ち主は、静岡県御殿場市に住む木下伊三男さん(87)。木下さ
んは、東京で銀行員をしていた1944年2月に応召し、同年8月フィリピ
ン・ミンダナオ島に派遣されました。

戦争が終わった45年9月、木下さんは米軍に投降するべく、いかだで
川を下りましたが、激流の中で荷物を持ち続けることができず、途中
で重病の戦友とともに日章旗を残しました。

一方この旗を拾った元米兵は、アメリカ・ミシガン州モンロー市に住
むケネス・バッキンガムさん(86)。60年以上もこの旗を保管してい
ましたが、この際お返ししたいと、在米の私の友人に頼んできたもの
です。

今まで50件以上の戦争遺留品をお返ししてきましたが、日米双方の当
事者の元兵士が共にご健在であったというのは初めてで、まことに珍
しく、喜ばしいことです。

木下さんはぜひバッキンガムさんに会いたいと、早速9月初めに、夫
人と孫娘を伴って訪米されることになりました。一枚の日章旗が縁と
なって、かつて砲火を交えた日米双方の兵士が、64年の年月を経て合
いまみえることになろうとは、まったく思いもかけないことでした。

その経緯については、日米双方の地元紙で報道されています。
日刊静岡、毎日新聞静岡版
MonroeNews

「旧日本軍人の遺留品」紹介の新聞記事

今朝の毎日新聞阪神版に、拙サイト「旧日本軍人の遺留品」に関する
記事が掲載されました。
記者が行く:09夏・平和を考える 旧日本兵の遺品を返還

中にはちょっと事実と違う記述も散見されますが、中でも<インター
ネットは使うが、答えは常に足を使って導き出している。>というの
は、「足」はまったく使わず、もっぱらインターネット、補助的に電
話・郵便を使っているのみなので、いささか面映い感じです。

URLも掲載してもらいましたので、少しでも多くのご遺族の目に触
れればと期待しています。

新たな戦争遺留品(F104)

F104
アメリカの Cody Hawkins という方から、戦争遺留品である日章旗の
返還希望がありました。海軍軍人だった祖父の叔父がアリューシャン
列島の戦闘から持ち帰ったものと思われるとのことです。

残念ながら元の持ち主の氏名は旗に書かれていませんが、山路俊一、
渡邊芳雄、吉武房江、岩崎(吉夫、幸太郎)、野村松義、太田道春、
喜庄数一などの署名あり、また阿波健児、高知県人、広島県人、福岡
県人、大分県、熊本県人との書き込みがあります。その他「広島市鍛
冶屋町二二ノ二 川本旅館一同」とも書かれています。

拙サイト「旧日本軍人の遺留品」の「日章旗 (F101~ ) 」のページ
に、F104として掲載しましたので、ご覧の上、何か手がかりになる
ような情報がありましたら、ぜひお知らせください。

新たな戦争遺留品(F102、F103)

また新しく戦争遺留品である日章旗の返還協力の依頼がありました。
次の2件です。

(1)元の持ち主名:加藤 實

F102

アメリカ・カリフォルニア州在住の奥西紘子様からのご依頼による。
友人の叔父が1945年ごろ太平洋にあるどこかの島で取得したとのこと。

「手宮駅長」との書き込みがあるが、これはかつて北海道小樽市にあ
った旧国鉄手宮線の駅の駅長のことであれば、元の持ち主は北海道出
身で当時の国鉄の関係者とも考えられる。

(2)元の持ち主名:瀬藤 正一

F103

アメリカの Jim Weaver 様からの依頼による。経営していた質屋に質
入されたもので、それ以前の出所は不明。

「大阪マツダ販売株式会社」三宅功と書かれているので、同社(当時)
の関係者か。その他、原守輝、瀬藤真一などの署名がある。


拙サイト「旧日本軍人の遺留品」の「日章旗 (F101~ ) 」のページ
に、それぞれF102、F103として掲載しましたので、ご覧の上、何か
手がかりになるような情報がありましたら、ぜひお知らせください。

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プロフィール

西羽 潔

Author:西羽 潔

・1933年生まれの軍国少年OB。
・メーリングリスト「戦争を語り継ごうML」主宰。
・ウェブサイト:「戦争を語り継ごう -リンク集-」
・著書:「むかし、みんな軍国少年だった」(共著)

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