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ニニ六事件

今日はニニ六事件からちょうど70年になります。しかし新聞では余り
記事になっておらず、僅かに日経と北海道の2紙がコラムで採りあげ
ているだけです。

日経・春秋
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20060225MS3M2500D25022006.html

北海道・卓上四季
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?j=0033

インターネットを検索してみますと、かつてNHKでニニ六事件をテ
ーマとする番組を制作した中田整一氏の、「二二六事件の謎を追う」
という興味深い講演録がありました。その最後の部分だけ引用します。

< 話が飛びますが、いま9・11テロを契機にアメリカは国家も国
民も急激に変化しています。それに連動して、日本も変わろうとして
います。一つの事件が起こることで時代が急激に変わっていくという
ことです。満州事変で小さな流れがだんだん大きくなって、二二六事
件でぐっと急旋回した。こういう日本の歴史的事実から、私は今の現
実をどう見つめたらいいのかという問題があると思います。

私は当時の軍人達にもたくさん会いました。そのなかで、日中戦争
から太平洋戦争を指導していった軍務局長や作戦部長といった中枢の
人達に、防衛庁の中で一堂に集まってもらい、大変印象深い話に出会
いました。陸海軍のこういう人達に、どうして日本は戦争に深入りし
ていったのかを徹底的に議論してもらったのです。陸海軍は、当時戦
後30年も経っていたのに相変わらず大喧嘩をするという有様で、大
変興味深い議論になりました。その中で、日中戦争時の作戦課長の印
象深い話がありました。あの時の自分の敵は日本の国民だったと言う
のです。国民が戦争をやめさせてくれなかったと言いました。それに
対して、陸軍の中から、お前は責任逃れをするのかと喰ってかかる人
もいましたし、海軍はそれを冷ややかに見ていたりしました。彼の発
言を聞いて資料を読み返してみると、当時の国民は確かに好戦的にな
っていた。日中戦争から足が抜けなくなって、軍に煽られマスコミが
煽って国民はかなり好戦的になって行く、これも歴史の真実だろうと
思います。

 こういうことを思い返して、今の時代の動きをみてみると世の中
は急速に変わりつつあります。過去に戒厳令が発令されて日本がや
ってきたことが、今はすっかり忘れ去られようとしている。過去の
歴史から今の自分たちの足もと、現実を見つめ直す必要があるので
はないか。そういう思いで、きょうは貴重な時間を頂いて、お話を
させていただきました。>

興味がある方は、全文をお読みください。
http://homepage1.nifty.com/dousou/meeting/2003/lecture.htm
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プロフィール

西羽 潔

Author:西羽 潔

・1933年生まれの軍国少年OB。
・メーリングリスト「戦争を語り継ごうML」主宰。
・ウェブサイト:「戦争を語り継ごう -リンク集-」
・著書:「むかし、みんな軍国少年だった」(共著)

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