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「学徒兵、許されざる帰還」を観て

21日に放映されましたNHKスペシャル「学徒兵 許されざる帰還~
陸軍特攻隊の悲劇~」を観ました。

元特攻隊員の体験記は数多くありますが、すべては出撃前に終戦を迎
えた人たちで、実際に死を覚悟して出撃した人の肉声は初めて聞きま
した。まさに特攻隊員のホンネでしょう。

彼らの多くは、敵機との空中戦を夢見て戦闘機乗りを志願し、死も覚
悟していました。それが本来の使命でない敵艦への体当たりを命じら
れ、戸惑いや反対の気持ちがあったようです。

まさに特攻作戦は戦略の邪道であり、精神主義や陸海軍の対抗心など、
旧軍隊の悪弊が産み出してものであるということを、今更ながら痛感
しました。

それにしてもこの作戦を指揮した菅原道大元中将は、特攻隊員たちに
「自分も最後の特攻機で出撃する」と約束しておきながら、戦後も生
き残り、95歳の天寿を全うしたと聞いて、驚きました。

<「最後の出撃により死ぬ機会をあたえてほしいと要求する若い空中
勤務者につつかれて、高級参謀の鈴木京大佐は重爆一機を用意するよ
うに命じた。 ..... 鈴木が菅原中将に『一機用意いたしました。鈴
木もおともします』と言った。この申し出に、明らかにショックを受
けた菅原は低い声で、たとえ宇垣が死ぬことにきめたとしても、自分
にとってはこれからの後始末が大事だと答えて、『死ぬばかりが責任
を果たすことにならない。それよりは後の始末をするほうがよい』と
語った」 デニス・ウォーナー、ペギー・ウォーナー『神風』一九八
二年、時事通信社>
特集 特攻の思想 ( 第三回 )


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プロフィール

西羽 潔

Author:西羽 潔

・1933年生まれの軍国少年OB。
・メーリングリスト「戦争を語り継ごうML」主宰。
・ウェブサイト:「戦争を語り継ごう -リンク集-」
・著書:「むかし、みんな軍国少年だった」(共著)

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