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福田首相の所信表明と戦後レジームからの脱却

昨日の福田首相の所信表明演説に対し、与野党から「華がない」
「優等生の作文」などいろいろな批評が聞かれます。確かに余り迫力
のない演説でしたが、外交面などに安倍カラーからの転換も滲ませて
いたように思います。

「戦争を語り継ごう」の観点から印象に残った次の二人の感想をご紹
介します。

自民党の若手タカ派を代表する稲田朋美代議士は、「“戦後レジーム
からの脱却”の継承が見られなかった」と、憮然たる顔つきで語って
いました。

共産党の志位委員長は対照的に、全体的には実現の可能性を指摘しつ
つも、「戦後レジームからの脱却路線は、今度の内閣では続けられな
くなった」と、やや評価するような口ぶりでした。

沖縄11万人の怒りに町村官房長官および渡海文科相も「検定意見再検
討」を考慮せざるを得なくなり、教科書会社が早くも訂正申請に向け
動き出しているのも、こういう内閣の路線転換に関係なしとはいえな
いでしょう。

この歴史教科書の書き換えは、自由主義史観研究会など一部の人たち
が主唱したものですが、これが沖縄県民のみでなく多くの国民の反発
を招き、結果的にはヤブヘビになってしまいました。これはちょうど
同じ一派が米紙に従軍慰安婦に関するする意見広告を出した時と似て
いますね。

戦後レジームからの脱却路線が、国内世論にも、国際世論にも受け容
れられないことを明確にしたのは、安倍内閣が短命ながらも残した功
績?であるといえましょう。

なお多くのメディアが沖縄の大会を肯定的に伝えている中で、「戦後
レジームからの脱却路線」を孤軍死守しているのが、今日の「産経抄
です。


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プロフィール

西羽 潔

Author:西羽 潔

・1933年生まれの軍国少年OB。
・メーリングリスト「戦争を語り継ごうML」主宰。
・ウェブサイト:「戦争を語り継ごう -リンク集-」
・著書:「むかし、みんな軍国少年だった」(共著)

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