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あるオーストラリア兵が持ち帰った日章旗

F027

またオーストラリアの人から、日本兵の遺留品である日章旗をご遺族
にお返ししたいから探してほしいとの依頼がありました。取得された
経緯を尋ねますと、おおよそ次のような答えが返ってきました。

<この旗は現在84歳になる父が、1944年、ニューギニアで戦死した日
本兵から取ったものだ。彼はその場所も、その時の日付も覚えている
はずだ。当時オーストラリア兵は、敵の動向を探るため、敵の死体か
ら書類や地図を探すよう教えられていたと思う。そのついでに旗も持
ってきたのであろう。

父は復員後、情緒不安になり、精神病院に10年間も入院した。母も病
気で8年間入院したので、自分たち兄弟は孤児院のような施設に預け
られた。両親は今は元気に暮らしている。>

最近そのお父さんに、「この旗を元の持ち主に返したいが、反対か?」
と訊ねたそうです。するとお父さんは、「反対ではない。そうしてく
れたら自分も嬉しい」と答えられたそうです。

自分の生い立ちから、彼は亡くなった日本兵士のご遺族の気持ちも分
かるのでしょう。何か手がかりはないかと、旗に書かれている文字の
意味を何度も訊ねてきました。しかしそこには、「祈武運長久」と贈
った側の人の署名しかなく、肝心の贈られた兵士の名やその他の手が
かりは何もありません。

「旧日本軍人の遺留品」の「日章旗」のページにF047として掲載し
ていますので、何か手がかりがありましたら、ぜひお知らせください。

旧日本軍人の遺留品
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プロフィール

西羽 潔

Author:西羽 潔

・1933年生まれの軍国少年OB。
・メーリングリスト「戦争を語り継ごうML」主宰。
・ウェブサイト:「戦争を語り継ごう -リンク集-」
・著書:「むかし、みんな軍国少年だった」(共著)

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