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ヨシコが燃えた

今朝の朝日新聞大阪本社版は、最近「新編 ヨシコが燃えた」を出版
した詩人・たかとう匡子さんを紹介しています。

たかとうさんは、62年前国民学校1年生の時、兵庫県姫路市で空襲に
遭い、いっしょに逃げていた当時4歳の妹を亡くしました。その思い
出を一生背負い、その時の情景を繰り返し、詩に表現してきました。
今回出版した著作は、その集大成です。

<ヨシコの / 腕の/胸の / 皮膚がぺろんとずり落ちて / ローソク
の火が揺れるたびに / 水ぶくれがつぶれ / めくれた皮膚が光る /
頭が / 顔が / 焼き茄子のように焦げている / 荒々しい呼吸がつづ
く / ヨシコの口がうごく / オ・カ・ア・チ・ャ・ン / といってる
かのように>

たかとうさんのことは、05年8月の神戸新聞の特集「戦後60年 記
憶を託す II 」でも採りあげられています。

〈ヨシコが燃えた/焼夷弾が/舞いながら/火の粉吹きあげて落ち/
それから/爆風に飛ばされて/高架下の橋げたまで/空き缶のように
転がっていった/ヨシコとふたりして〉

〈叩(たた)きつけられ/突き飛ばされ/もぎとられ/失心してしま
った数秒後/眼の前の/枯れ草の傍らで/燃えていた/焼けていた/
ヨシコ〉

〈助かった!/ふるえながら一息ついたとき/オテテ キレイニ チ
テ/ヨシコの唇はたどたどしく動いて/そのまま/息絶えてしまった


〈自転車の荷台にくくりつけた/そうめんの箱に/ヨシコの亡きがら
を/白い小菊で/埋めていった〉

一つひとつの死 -高校生が撮った空襲-

「新編 ヨシコが燃えた」については、下記サイトもご覧ください。

<「国民学校一年生」7歳の「私」が4歳の「ヨシコ」を連れて、
「焼夷弾が/舞いながら/火の粉噴きあげて落ち」る下を逃げ惑う、
そんな姿を想像してみてください。戦争が出来る“美しい国”になろ
うとしている現在、ぜひ読んでいただきたい1冊です。>
http://homepage2.nifty.com/GOMAME/2007/04/070410.htm
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プロフィール

西羽 潔

Author:西羽 潔

・1933年生まれの軍国少年OB。
・メーリングリスト「戦争を語り継ごうML」主宰。
・ウェブサイト:「戦争を語り継ごう -リンク集-」
・著書:「むかし、みんな軍国少年だった」(共著)

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