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戦争責任は「日本語」?

今朝の朝日新聞のコラム「天声人語」は、次のように書いています。

< 劇作家の井上ひさしさんは昨夏、先の戦争責任をテーマにした
「夢の痂(かさぶた)」を舞台に載せた。書き進めていくうちに、日
本語を“被告人”にすることになったという。

 「日本語は主語を隠し、責任をうやむやにするにはとても便利な言
葉だから」。戦争を遂行し、支えた多くの人が、戦後、責任をすり抜
けて遁走(とんそう)した。それを助けたのは、主語なしで成り立つ
日本語だったと、井上さんは思う。>

そして沖縄戦における集団自決についても、高校教科書から「日本軍」
という“主語”が消えることになったと述べています。

この井上ひさしの「夢の痂」については、新国立劇場のサイトで、次
のように紹介されています。

<今回の『夢の痂』は、東京裁判をどのように把握し、これからどう
生かしていけばいいのかということを命題に、井上ひさし独特の視点
から、日本人を、日本の社会を考える舞台が描き出されます。とりわ
け、東京裁判は、「戦争の責任は A 級戦犯にあって天皇も国民もみ
んな被害者であった」というひとつの線引きであり、戦争責任・戦後
責任に対する曖昧さが、「悪いのはあいつで、俺たちは悪くない」と
常に線引きしていく現在の国民の無責任さにつながり、そしてその無
責任さを考え直さないと国際社会では生きていけない、といった問題
意識から本作は発想されます。>
http://www.nntt.jac.go.jp/season/updata/10000104.html

集団自決問題にせよ、従軍慰安婦問題にせよ、「大日本帝国」や「日
本軍」という“主語”を消そうとする無責任さでは、国際社会では生
きていけないということが、今まさに痛切に感じられるようになった
ようです。
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プロフィール

西羽 潔

Author:西羽 潔

・1933年生まれの軍国少年OB。
・メーリングリスト「戦争を語り継ごうML」主宰。
・ウェブサイト:「戦争を語り継ごう -リンク集-」
・著書:「むかし、みんな軍国少年だった」(共著)

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