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沖縄戦の戦没者数

MLで、硫黄島の戦いに比べ、沖縄戦での戦没者数はどのくらいかと
いう質問がありました。一般に公表されている数字は次のとおりです。

沖縄県の一般住民      94,000
沖縄県出身の軍人・軍属  28,228
本土出身の軍人       65,908
米軍            12,520
沖縄戦戦没者総数     200,656  
>
この数字は、沖縄県生活福祉部援護課が1976年3月に発表したもので、
今のところこれが公式な統計とされています。しかし軍関係の数字は
一応信憑性があると思われるものの、一般住民の数字は人口統計から
推計されたかなりアバウトなものです。研究者によれば15万人以上と
いう推計もあるようです。

沖縄戦戦没者数

一方摩文仁の丘にあります「平和の礎」には、ご承知のように、沖縄
での戦没者の個人名がすべて刻み込まれていますが、その出身地別の
内訳は次のとおりです。

沖縄県出身者 148,702 (軍・民合計)
他都道府県出身者  76,549 (ほとんど軍人・軍属と思われる)
外国出身者     14,550 (朝鮮・台湾出身者451名を含む)
合計        239,801  

沖縄県平和祈念資料館 | 平和の礎概要

この内、沖縄県出身者の軍人は満州事変以降の戦死者の数字ですの
で、沖縄戦以前の分は差し引く必要があります。また民間人の戦没者
はこれ以外にも身元不詳者が多数あると思われます。プラスマイナス
すれば、沖縄戦での全戦没者数は、24万人を超えることも考えられま
す。

外国出身者のうち、アメリカ人は14,008名です。硫黄島での米軍の戦
死者は6,821名とといわれていますので、その約2倍ということになり
ます。ちなみに硫黄島での日本軍の戦死者は20,129名です。

硫黄島戦の両軍の損害

いずれにしろこれらの犠牲者は、本土防衛のための捨石にされた犠牲
者であることを忘れてはなりません。
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プロフィール

西羽 潔

Author:西羽 潔

・1933年生まれの軍国少年OB。
・メーリングリスト「戦争を語り継ごうML」主宰。
・ウェブサイト:「戦争を語り継ごう -リンク集-」
・著書:「むかし、みんな軍国少年だった」(共著)

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