蓋山西とその姉妹たち
今日のインターネット新聞“JANJAN”は、近く公開される映画
「蓋山西とその姉妹たち」を紹介しています。この映画は、日中戦争
時、日本軍に性的暴力を受けた、蓋山西(ガイサンシー:中国山西省
で“一番の美人”の意味)と呼ばれた女性をを主人公として、日本で
制作されたものです。
「日中の歴史認識ギャップ映す~映画『蓋山西とその姉妹たち』」
この物語は本にもなっています。
班忠義著「ガイサンシーとその姉妹たち」(梨の木舎)
映画の監督でもある著者のあとがきより: <残念ながら、21世紀に入ってから、中国では愛国主義宣伝政策を強
め、日本でも憲法改正への動きをはじめとして時代を逆戻りするよう
な現象が「国」主導によって起きている。しかしその現象も一口に言
えるものではなく、その内側では、中国でも単に日本の損害賠償を求
める民族派グループだけではなく、民主化を政府に求めたうえで日本
の賠償問題を考え、歴史の事実を知ろうとする民主派グループなど市
民側の動きがあり、日本においても、戦争へつながる動きを止めよう
とさまざまな方法で活動している市民グループがある。そのお互いの
和解をめざし、自分たちの国も変えていこうとする人びとの存在はメ
ディアには出てこないし、お互いに知られていない。情報化社会にな
ったこの時代には、国と国の問題、また歴史の問題を捉えていくには、
両国の市民の連携、共同作業が重要になってくるだろう。>
「蓋山西とその姉妹たち」を紹介しています。この映画は、日中戦争
時、日本軍に性的暴力を受けた、蓋山西(ガイサンシー:中国山西省
で“一番の美人”の意味)と呼ばれた女性をを主人公として、日本で
制作されたものです。
「日中の歴史認識ギャップ映す~映画『蓋山西とその姉妹たち』」
この物語は本にもなっています。
班忠義著「ガイサンシーとその姉妹たち」(梨の木舎)
映画の監督でもある著者のあとがきより: <残念ながら、21世紀に入ってから、中国では愛国主義宣伝政策を強
め、日本でも憲法改正への動きをはじめとして時代を逆戻りするよう
な現象が「国」主導によって起きている。しかしその現象も一口に言
えるものではなく、その内側では、中国でも単に日本の損害賠償を求
める民族派グループだけではなく、民主化を政府に求めたうえで日本
の賠償問題を考え、歴史の事実を知ろうとする民主派グループなど市
民側の動きがあり、日本においても、戦争へつながる動きを止めよう
とさまざまな方法で活動している市民グループがある。そのお互いの
和解をめざし、自分たちの国も変えていこうとする人びとの存在はメ
ディアには出てこないし、お互いに知られていない。情報化社会にな
ったこの時代には、国と国の問題、また歴史の問題を捉えていくには、
両国の市民の連携、共同作業が重要になってくるだろう。>
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