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教育基本法改正 なぜそう急ぐ

国会で審議中の教育基本法改正案は、与野党間で紛糾が続いています
が、 与党側は今週中にも強行採決の姿勢をちらつかせています。なぜ今
そう急 ぐのか、今朝の毎日、中日(東京)の2紙の社説は、そう問いか
け ています。

「教育基本法改正 一から論議をやり直す時だ」(毎日)
< 結局は「現行法は占領軍に押しつけられた。全面的に改めたい」という
認識と動機が第一で、法改正そのものが自己目的化しているのではない
か と思いたくなる。それが誤解というなら、深みのある論議を十分に経ない
まま「残り時間」を言い立てるようなことはすべきではない。>
http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/shasetsu/

「教育現場からの議論を」(中日)
< “愛国心”の盛り込みを含め教育基本法改正案には、こうした国からの
指示、関与を強化する意図が読み取れます。東京大の調査で全国の公立
小中学校長の三分の二が改正案に反対したのも、国の管理、監視の色彩
が濃い改正案に対する懸念からでしょう。今は改正を急ぐことなく、多様な
現場の声をすくい上げ、再生への道を探る時ではありませんか。>
http://www.chunichi.co.jp/sha/index.shtml

ご承知のように、この教育基本法“改正”は、安倍首相が内閣発足後第
一 に取り上げた、“目玉”法案です。安倍氏がなぜこの実現に力を入れ
て いるかといえば、やはり毎日の社説のように「現行法は占領軍に押し
つ け られた。全面的に改めたい」という点にあり、それは同じ主旨
で、 憲 法改正にもつながるものです。

また実質的な目的は、中日の社説のように、教育に「国からの指示、関与を
強化する意図」でしょう。安倍首相の有力なブレーンである八木秀次氏の狙
いはもっと端的で、下記記事にあるように、「左派系教職員組合の影響力を
排除し、教育界を正常化するため」にあるということなのです。

■「【正論】高崎経済大学教授・八木秀次 教基法は教職員の法令遵守
が 眼目」(産経、10日)
< あまりはっきり言う人はいないが、今回の教育基本法改正の眼目の一つ
は、この左派系教職員組合の影響力を排除し、教育の主導権を国民の手
に 取り戻すことにある。冷戦が終焉(しゅうえん)して15年以上も経つのに、
我が国の教育界には依然として「東側」、いや38度線の北側に位置する勢
力が大きな影響力を持ち続けている。そして税金を使って、国家の転覆を考
えるような子供や日本に帰属意識を持たない子供を大量生産している。それ
を正常化するのが教育基本法改正の目的の一つなのだ。>
http://www.sankei.co.jp/news/061110/sir000.htm

八木氏は、教育の主導権を国民の手に取り戻すことにあると言っていますが、
本心は国家の手に取り戻すということでしょう。そこには戦前の大日本帝国時
代への郷愁があるように感じます。しかしそれこそ38度線の北側に位置する
勢力と同じ方針と言うべきでなないでしょうか?

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プロフィール

西羽 潔

Author:西羽 潔

・1933年生まれの軍国少年OB。
・メーリングリスト「戦争を語り継ごうML」主宰。
・ウェブサイト:「戦争を語り継ごう -リンク集-」
・著書:「むかし、みんな軍国少年だった」(共著)

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