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NHKへの放送命令に関する各紙社説

ご承知のように、菅義偉総務相は、NHK短波ラジオ国際放送で北朝鮮
の 拉致問題に関しNHKに命令する方針を打ち出していましたが、昨日
そ の是非を電波監理審議会に諮問しました。すると審議会は、審議非
公開のまま あっという間に、命令を適当とする答申を出しました。

この審議会の答申に対し、NHKは次のような見解を発表しています。

「ラジオ国際放送の命令放送における電波監理審議会の答申について」
http://www3.nhk.or.jp/pr/keiei/otherpress/061108.html

この問題について、今朝の毎日新聞の社説は、電波監理審議会やNHK
の 態度を批判しています。

「NHK国際放送 命令規定そのものの撤廃を」(毎日、11月9日)
http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/shasetsu/news/20061109k0000m070158000c.html

この問題は、総務相がそういう意向を表明した時点から、与党内でも反対の
声があり、一時は断念したかと思えましたが、いつの間にか強行されてきま
した。

かつて幹事長代理の時、安倍首相は従軍慰安婦問題でNHK番組に介入
し たといわれますが、今回の問題については、「北朝鮮で救出を待っている
被害者のために何ができるかという観点からみんな考え、その中で適切
に 対処していくと思う」と理解を求めています。ただし首相自身が菅総務相に
指示したか否かに関しては、明言を避けています。

こうした報道規制は戦前・戦中の暗い時代を思い起こさせ、再びああいう時代
に戻らせてはならないと、マスメディアは、一部を除き、今までもいっせいに政
府を批判してきました。余り皆さんの目に付かないと思いますが、地方紙の社
説も声を揃えて次のように批判してきています。

「国のマスコミ介入続く」(岩手日報、11月2日)
http://www.iwate-np.co.jp/ronsetu/y2006/m11/r1102.htm

「NHKへの放送命令/編集権の介入につながる」(河北新報、10月31日)
http://www.kahoku.co.jp/shasetsu/2006/10/20061031s01.htm

「放送命令 毅然たる姿勢で対処を」(東京、10月28日)
< こうした事態を招いた一因はNHKの政治迎合ともいえる弱腰だ。予算、
決算の説明と称して国会議員の意向をうかがう行動を職員が日常的にし
て いる。天皇の戦争責任に関する番組内容が政治的圧力で変更されたと
され る問題でも、圧力をかけたとされる側に迎合するかのような姿勢に
終 始した。>
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sha/20061028/col_____sha_____002.shtml

「放送命令 報道の自由侵す愚作だ」(京都、10月28日)
http://www.kyoto-np.co.jp/info/syasetsu/20061028_2.html

「放送命令・あまりに短絡的すぎる」(琉球新報、10月28日)
< 英国でも政府が公共放送に国費を投入して、国際放送を義務付けている。
しかし、個別具体的な事項について命令することはないという。金を出しても、
編集権には口出ししない。健全な在り方である。
 日本の報道機関は戦前、戦中と政府の言論統制下に置かれ、国民に正
確 な情報を提供する使命を果たさなかった。>
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-18392-storytopic-11.html

「放送命令 政府の介入は適切か」(佐賀、10月27日)
http://72.14.235.104/search?q=cache:XCFdiFqW__YJ:www.saga-s.co.jp/view.php%3FpageId%3D1669%26blockId%3D234346%26newsMode%3Darticle+%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E6%94%BE%E9%80%81%E3%80%80%E5%91%BD%E4%BB%A4%E8%A6%8F%E5%AE%9A&hl=ja&gl=jp&ct=clnk&cd=21

「蟻の穴を開けてはならぬ 放送命令」(西日本、10月26日)
< しかし、だからと言って政府が放送の内容にいちいち口出しするようになれ
ば、太平洋戦争中に新聞も放送も軍部の支配下に置かれ厳しく統制された歴史
を引くまでもなく、民主主義の根幹が危機に直面してしまう。>
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/column/syasetu/20061026/20061026_002.shtml

「NHK放送命令 『表現の自由』に触れる」(中国、 10月26日)
< 首相はこれまで、従軍慰安婦問題でNHKとの「摩擦」が伝えられてきた。今
回の命令問題をきっかけに、万が一にも政権に対してNHK全体の腰が引けて
しまうようなことがあってはならない。今後の経緯、自らの見解について視聴者
にその都度、情報公開と説明をしていく責任がある。>
http://www.chugoku-np.co.jp/Syasetu/Sh200610260189.html

「国家権力介入は許せぬ」(沖縄タイムス、10月26日)
http://www.okinawatimes.co.jp/edi/20061026.html

「【国際放送】報道介入の危うさ 」(高知、10月26日)
http://www.kochinews.co.jp/0610/061026editor.htm

「拉致問題放送 NHKの自主性尊重せよ」(山陽、10月24日)
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2006/10/24/2006102411444269025.html
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プロフィール

西羽 潔

Author:西羽 潔

・1933年生まれの軍国少年OB。
・メーリングリスト「戦争を語り継ごうML」主宰。
・ウェブサイト:「戦争を語り継ごう -リンク集-」
・著書:「むかし、みんな軍国少年だった」(共著)

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