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靖国沖縄訴訟で遺族らの控訴棄却

小泉前首相が首相在任中の2001年8月と02年4月に行った靖国神社参拝は、憲法の
政教分離規定に反するとして、沖縄戦戦没者の遺族ら80人が国と前首相に対し、1人
当たり10万円の慰謝料を求めた訴訟の控訴審判決が12日、福岡高裁那覇支部であり、
小林正明裁判長は憲法判断は下さず、「原告が主張する権利、法的利益の侵害は認
められない」として原告の控訴を棄却しました。

沖縄靖国訴訟/遺族らの控訴棄却」(沖縄タイムス、13日)

今日の沖縄タイムスは社説でも採り上げています。

「[沖縄靖国訴訟]憲法の番人たる判断を
< 靖国神社は戦前、国家神道の精神的支柱として軍国主義の大きな役割を担ってきた。
戦後の政教分離で一宗教法人に変わったが、今だに太平洋戦争に至る一連の戦争は正
しかったという史観に立っていると言わざるを得ない。>

< 司法が政教分離原則を緩やかに解し憲法判断を回避すれば、合憲の判断をしたわけ
でもないのに参拝に「お墨付き」を与え、首相の参拝を追認する政治的効果を持つ。裁判
所に対する原告らの不信感が募るのは当然といえる。

 首相の靖国参拝に対する裁判所の判断の分かれ方は、世論が割れる要因にもなってい
る。原告側は上告する方針であり、最高裁が「憲法の番人」たる明確な判断を示してもらい
たい。>


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西羽 潔

Author:西羽 潔

・1933年生まれの軍国少年OB。
・メーリングリスト「戦争を語り継ごうML」主宰。
・ウェブサイト:「戦争を語り継ごう -リンク集-」
・著書:「むかし、みんな軍国少年だった」(共著)

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