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安倍首相とアインシュタイン

先日行われました安倍首相の国会における所信表明演説は、次のようにアインシュタインを引用して、格調高く締めくくられました。

< かつて、アインシュタインは、訪日した際、「日本人が本来もっていた、個人に必要な謙虚さと質素さ、日本人の純粋で静かな心、それらのすべてを純粋に保って、忘れずにいてほしい」と述べています。21世紀の日本を、アインシュタインが賞賛した日本人の美徳を保ちながら、魅力あふれる、活力に満ちた国にすることは十分に可能である、日本人には、その力がある、私はそう信じています。>

これについて、今日の朝日新聞夕刊のコラム「窓 論説委員室から」は、次のように書いています。

< ところで、アインシュタインは旅行中、日本礼賛だけでなく軍国主義への危惧も語っているのはご存じだろうか。

 「日本にきてとくに気になるのは、いたるところに軍人を見かけ、平和を愛し、平和を祈る神社にも武器や鎧が飾られているのは、全人類に不必要なことと思います」 (略) 

 また大阪で開かれた歓迎会では、会場が日本とドイツの国旗で埋め尽くされ、軍国主義が支配するドイツに住みたくないと思っている当人は「あまりいい気持ちはしませんでした」という。

アインシュタインの引用は外務省のアイディアといわれる。「美しい国、日本」を掲げ、日本の美しい自然、長い歴史、伝統に誇りを持てという安倍首相も、締めにはぴったりと思ったに違いない。

 賢明な首相のことだ。演説に取り上げなかった部分も含め、すべて分かった上での引用だと思いたい。>

ちなみに、アインシュタインが来日したのは1922年(大正11年)、アメリカへ亡命したのはヒトラーが政権を握った1933年(昭和8)年、亡命後来日していたらその感想もまた違ったものになったでしょう。
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西羽 潔

Author:西羽 潔

・1933年生まれの軍国少年OB。
・メーリングリスト「戦争を語り継ごうML」主宰。
・ウェブサイト:「戦争を語り継ごう -リンク集-」
・著書:「むかし、みんな軍国少年だった」(共著)

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