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安倍政権と盧武鉉政権との対比

昨日の朝鮮日報は、東京発の【特派員コラム】で、今回の内閣補佐官の新設などで強化された安倍内閣の首相官邸は、4年前の盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権発足時の大統領府とよく似ていると書いています。


< 安倍内閣の発足により、日本権力の中心に浮上した首相官邸は、4年前の韓国大統領府とよく似ている。下村博文、山谷えり子、根本匠。ともに世間に知れ渡った「全国区の人物」ではない。そうかといって、実務に通じた官僚の出身でもない。「政権有力者」に登用された名分は、安倍総理を支えてきたという泥臭い人脈的要素しかない。

 4年前、386世代の運動家人脈で埋め尽くされた大統領府を見たときの違和感、その奇妙な感覚が、安倍内閣の顔触れを見てよみがえった。>

<盧武鉉大統領がそうであったように、そうした戦いを通じて勢力を伸ばした政治家は、周囲に多くの狂信的、理念的な側近グループを形成する。安倍もやはり理念型の側近が非常に多い政治家だ。盧大統領がそうだったように、安倍もやはり彼らを権力の中枢に据えた。

 「理念型側近」は「秘書型側近」とは違う。「韓国の386勢力」が盧武鉉をあがめるように、「日本の386勢力」も安倍という媒介を通じて「強い日本」 「保守再構築」が実現する夢を見ているのだろう。>

<安倍首相の選択がどのような結果をもたらすかは、まだわからない。安保・歴史・教育問題で彼らが主張する理念の実現に先を急ぐ場合、安倍政権は早い段階で力を失う可能性もある。

 だが日本はいつでも政権交替、首相交替が可能な内閣制をとっている。5年間も指をくわえてみている必要はないのだ。

 韓国にも、もうすぐ変化の機会が回ってくる。左、もしくは右に向かって、闇雲に疾走する理念先行型の理想主義では何も成し遂げられないのは、韓国も日本も同じだ。>

安倍首相と『日本の386勢力』」


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西羽 潔

Author:西羽 潔

・1933年生まれの軍国少年OB。
・メーリングリスト「戦争を語り継ごうML」主宰。
・ウェブサイト:「戦争を語り継ごう -リンク集-」
・著書:「むかし、みんな軍国少年だった」(共著)

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