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安倍晋三氏と周恩来発言

先の投稿でIさんが批判されました、1972年日中国交回復の際の、「中国人民
はごく少数の軍国主義分子と広範な日本人民とを厳格に区別してきました」との
周恩来首相の発言を、安倍官房長官が公文書に残っていないと無視したことに
対し、今朝の朝日新聞の社説も批判しています。


< 外交とは、水面には見えない交渉が下支えしている。国交正常化の際、中国
側はこの理屈で、まだ反日感情の強く残る国民を納得させ、賠償を放棄した。日本
はそれに乗って国交回復を実現させた。
 両国の共同文書には入らなかったが、そうした事情で困難な交渉がまとまったこ
とは、広く知られている。
 それを今になって「文書がすべて」と片づけてしまうのは、中国側の苦心に冷や
水をかけるものだ。あまりに一方的な議論ではないか。
 安倍氏の発想の根っこにあるのは、あの戦争を侵略戦争と言いたくないという
歴史観だろう。>


< 20世紀最大の戦争について歴史観を語れぬ首相が世界に通用するはずが
ない。>


「歴史認識 政治家が語れぬとは 」
http://www.asahi.com/paper/editorial.html


この安倍氏の発言に対しては、外務省も「そこまで言われるとは…」と驚き、安倍派
といわれる谷内正太郎事務次官も、賠償放棄を明記した72年」の日中共同声明を
念頭に「中国政府がそのような立場でずっときていることは事実として認識している」
と尻拭いをせざるを得ませんでした。


「安倍氏、靖国参拝問題で外務省と食い違い」(日刊スポーツ、12日)
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20060911-88711.html


こういう安倍氏に対し、海外のメディアは、中韓のみならず、欧米でもその歴史観や
憲法観について厳しい見方が目立っていると朝日新聞は伝えています。
 
「『タカ派』安倍氏に厳しい視線 海外メディアの総裁選評」
 http://www.asahi.com/politics/update/0914/001.html


ところで安倍氏が言った“階級史観”という言葉は、昔人間にはあまり馴染みがあ
りません。唯物史観とか、マルクス史観とかとどう違うのでしょうか? それにしても、
ごく一部の軍国主義者と一般の日本人民を分けるのが、“階級史観風”でしょうか?
どうもこの“階級史観”というのは一部の人たちが使っているようです。どなたか“階級
史観”の正しい定義を教えてください。

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コメント

朝日新聞をそのまま信じられる人はすばらしいですな。

日本は特殊ですね

西羽さんを始めとした方々は、やさしすぎるだけなのだと思いますよ。こんなに律義に過去を反省する人々は、日本にしかいないような気がします。

海外のメディア

最近、欧州でもそういう安倍さんに対する厳しい論調があります。しかし、彼ら自身は、自らが中東やアフリカ、アジアで行ったことに関しては、何ら反省などしていないのが現実です。むしろ、かつて某女王が発言したように「近代化の恩恵にあずかれて良かったではないですか」というのが彼らの考え方なのですよ。

現在の中東の混乱、絶望的なアフリカの状況は、彼らが創り出したものであることは言うまでもありません。

今も昔も白人の価値観を至上とする風潮は続いているのですよ。

さようなら

いくらコメントしても、無視されたままでは愉快ではありません。失礼します。

では白人、すなわちアメリカを批判すべきでしょう。
安倍氏が戦後レジームの脱却を主張するのならば、憲法をおしつけたとする大本、しかも原爆を二発も落とされたアメリカを批判して然りではないですか?
しかし彼は官邸をホワイトハウスにしたいなどと完璧に対米追従路線です。
そして経済政策は穴だらけ。格差がますますひろがるなかで、国民の批判は拉致問題や都合のいい歴史解釈でかわす。これでは中国や朝鮮とやっていることは変わりません。
ASEANの盟主は中国に移りつつあり、アジア諸国とは靖国問題で距離が広がりつつあります。アジアに影響力のない日本を、外交上アメリカや欧州各国が重視するはずがありません。常任理事国入りも出来ないでしょう。

東京裁判は認めた上で国際復帰したのです。日本が対中で優位に立つには、靖国などでケチをつけずに、中国のネパール問題などの人権問題や、サッカーのアジアカップでの観客の態度の様な極端な反日姿勢をカードにしていくべきでしょう。


律儀に反省している国は他にもあります。主な例はドイツでしょう。
正直にいえば私は中国や朝鮮は嫌いです。
しかしどんな大義名分があろうと日中戦争は中国にとって侵略戦争であり、そして日本は第二次世界大戦は負けたのです。
日本が世界で優位に立とうとするのであれば、周恩来発言なんかでつまづいている場合ではないはずです。

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プロフィール

Author:西羽 潔

・1933年生まれの軍国少年OB。
・メーリングリスト「戦争を語り継ごうML」主宰。
・ウェブサイト:「戦争を語り継ごう -リンク集-」
・著書:「むかし、みんな軍国少年だった」(共著)

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