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日本遺族会の分祀論

今朝の産経新聞の主張(社説)は、日本遺族会の古賀誠会長が提起し
たA級戦犯分祀論について論評しています。

日本遺族会 分祀論で対立は避けたい

< A級戦犯分祀問題をめぐり、遺族会内部では、赤紙(召集令状)
で徴兵された一般兵士の戦死者の遺族と、職業軍人として戦死した将
校の遺族との間で、微妙な温度差があるといわれる。それが対立にま
で発展すれば、歓迎するのは一体、どこの誰か。>

< 昭和天皇が語ったとされる発言の政治利用は、政治家として厳に
慎まなければならないことだ。そもそも、神社では、神霊を取り外す
という意味での「分祀」はあり得ない。遺族らが不自然な理屈にわず
らわされることなく、それぞれの思いで自由に靖国神社を参拝できる
静かな環境を守りたい。>

どうやら日本遺族会の中では、赤紙組と職業軍人組との間で微妙な温
度差があるようですね。素朴な「慰霊」と英霊の「顕彰」との考えの
違いでしょうか?

しかしこの社説のいうとおり、靖国神社の宗旨からいって「分祀」は
あり得ないので、古賀会長の考えは結局靖国神社の実質的な廃止につ
ながり、「顕彰」派には到底受け入れがたいのではないでしょうか?
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西羽 潔

Author:西羽 潔

・1933年生まれの軍国少年OB。
・メーリングリスト「戦争を語り継ごうML」主宰。
・ウェブサイト:「戦争を語り継ごう -リンク集-」
・著書:「むかし、みんな軍国少年だった」(共著)

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