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日経スクープは「経済界の陰謀」?

昭和天皇の発言メモについては、その後いろいろな意見が飛び交って
いるようですね。東条英機のお孫さんが、中国と関係を深めたい経済
界の陰謀…と言ったとか。

確かに、あのスクープのバックには経済界があるという説も流れてい
るようです、私も最初このニュースが日経のスクープと聞いたときも、
そういうことが頭に浮かびました。

今日発売の“AERA”に日経スクープの裏話や、「経済界と日経の
二人三脚説」の解説が掲載されていますので、その概略をご紹介しま
しょう。

このメモを書いた富田朝彦氏は元海軍主計士官で、戦後警察庁の官僚
となり、最後は宮内庁長官として昭和天皇とは意気投合する関係にあ
ったとのことです。

その彼が棺桶まで持っていくと言っていた日記やメモを、死後寝室の
奥から夫人が見つけ、昨年秋たまたま自宅へ訪ねてきた顔なじみの日
経の記者に手渡したのです。どうもとくに意図的に日経に流されたも
のではないようです。

それ以降、このメモは日経の社内でも極秘にされ、発表のタイミング
を見計らっていたのでしょう。報道された20日は、ちょうど安倍官房
長官の政権構想を発表する著作「美しい国へ」が出版された日でした。
そこで安倍氏の靖国肯定論を牽制する意図があったとする見方が出て
きたのです。

経済界はかねてから中国との関係を改善しようとしない小泉政権にい
らだちを募らせていました。日本経団連の奥田前会長や今井名誉会長
たちは、小泉首相を囲む会でたびたび靖国参拝の自粛を要請しました
が、首相は何回目かに、とうとう「何度言ったら分るんだ」と本気で
怒り出したそうです。

たまたまメモが報道された日の昼に開かれた日本経団連の会合では、
「献金額を決めるときに、外交政策も評価すべきではないか」といっ
た発言まで飛び出していました。メモが報道された後、ある財界の有
力者はこう言いました。「次の首相がだれだとしても、これで参拝す
るのは難しくなっただろう」

あの報道が「経済界の陰謀」かはともかく、いかに経済界が中国との
関係改善を望んでいるか、そのため首相の靖国参拝の自粛を望んでい
るかが、これらの事実からうかがえます。
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プロフィール

西羽 潔

Author:西羽 潔

・1933年生まれの軍国少年OB。
・メーリングリスト「戦争を語り継ごうML」主宰。
・ウェブサイト:「戦争を語り継ごう -リンク集-」
・著書:「むかし、みんな軍国少年だった」(共著)

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