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千鳥ケ淵墓苑の拡充構想を警戒(産経社説)

昨日テレビ番組で、自民党の山崎拓氏が千鳥ケ淵墓苑を拡充し、そこ
へ国立追悼施設を造るのが適切と述べましたが、こうした動きには警
戒が必要と、今朝の産経新聞の「主張」(社説)は述べています。

< 靖国神社は墓地ではない。戊辰戦争以降の名前が分かっている戦
死者や吉田松陰ら国事殉難者246万6000余柱の霊がまつられて
いる。一方、身元と遺族が判明している戦没者の遺骨は、千鳥ケ淵で
はなく、それぞれの故郷の墓地に埋葬されている。どう考えても、千
鳥ケ淵戦没者墓苑は靖国神社の代替施設になり得ない。>

千鳥ケ淵墓苑 拡充構想には警戒が必要

これにはちょっと誤解があるようですね。山崎氏らの構想は、今の戦
没者墓苑を拡充して追悼施設にしようというのでなく、新たに無宗教
の国立追悼施設を建設しようというものであって、追悼する対象も、
戦死した将兵に限らず、空襲はもちろん、戦争に起因する様々な困難
によって命を失った民間人、さらには過去に日本の起こした戦争のた
めに命を失った外国の将兵や民間人も含めるというものです。

新しい無宗教の国立追悼施設はこのように過去の戦争のあらゆる犠牲
者を“追悼”するもので、国のために殉じた英霊のみを“顕彰”する
宗教法人の靖国神社とはまったく違う性格で、もちろんその代替施設
とはなり得ないのはいうまでもありません。

約1年前に書かれたものですが、立花隆氏の次の文章が国立追悼施設
の意義をよく説明していると思います。

靖国問題でいま改めて問う! 国立追悼施設以外に解決の道なし

この中にも書かれていますが、小泉首相は就任間もない2001年には、
靖国参拝に関する談話の中で、「内外の人々がわだかまりなく追悼の
誠をささげるにはどのようにすればよいか、議論をする必要があると
私は考えております」と述べており、またその後韓国の金大中大統領
との会談でも、追悼施設について検討することを約束しています。

今回、首相が千鳥ケ淵の拡充計画の検討を自民党に命じた背景には、
読売新聞の渡辺恒雄会長からの提案があったことが、昨日の山崎氏の
発言で明らかになりました。はたして首相の本音はどこにあるのでし
ょうか?
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西羽 潔

Author:西羽 潔

・1933年生まれの軍国少年OB。
・メーリングリスト「戦争を語り継ごうML」主宰。
・ウェブサイト:「戦争を語り継ごう -リンク集-」
・著書:「むかし、みんな軍国少年だった」(共著)

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