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フィリピンからの二つの戦争遺留品

埼玉県庁の職員の方からメールをいただきました。フィリピンのセブ
島で見つかった旧日本兵士の従軍手帳を預かっており、ご遺族にお返
ししたいとのこと。

この従軍手帳の持ち主は「辻清」さんと推定され、ネットで「辻清 
セブ島」と検索をかけてみたところ、拙サイト「旧日本軍人の遺留品」
が見つかったのだそうです。

「旧日本軍人の遺留品」には、マニラの日本軍が敗退の直後、日本軍
の陣地で米海軍将校が発見した、「辻清」さんを発信人とする、未発
信のはがきと手紙が掲載されています。

これら二組の遺留品は発見場所が違いますが、前線のセブ島で書かれ
た手紙が日本内地へ送るべく、いったん後方のマニラへ送られたとす
ると、同一人物の遺留品とも考えられます。その他次の点でも、それ
が裏付けられると思います。

(1)素人目ながら、手帳と手紙の筆跡が似ている。
(2)手帳には家に残してきた貯金通帳と私物のことが繰り返し記さ
れているが、母宛のはがきにもそれらを「よろしく」と書かれている。
(3)辻さんは手紙の宛先から京都府舞鶴市の出身と思われる。一方
手帳には預金先として安田銀行と書かれているが、戦時中舞鶴には安
田銀行の支店があった。

しかし例えどちらも同一人物の遺留品だったとしても、肝心の辻清さ
んの身元が判明しなければ、お返しすることができません。

辻清さんについては、今まで手紙の宛先に照会状を送ったり、厚生労
働省や舞鶴市に照会したり、新聞に掲載してもらったりしましたが、
まったく情報がありません。

舞鶴市の場合は個人情報保護法の関係で調査を断られましたが、埼玉
県から依頼していただければ、あるいは調べてもらえるかも知れない
と、今のところそれが唯一の望みです。

この遺留品につきましては、「旧日本軍人の遺留品」の「手帳・日記
・手紙」にT009-2およびT009-3として掲載していますので、情報の
ご提供を再度お願いします。

T009-2


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プロフィール

西羽 潔

Author:西羽 潔

・1933年生まれの軍国少年OB。
・メーリングリスト「戦争を語り継ごうML」主宰。
・ウェブサイト:「戦争を語り継ごう -リンク集-」
・著書:「むかし、みんな軍国少年だった」(共著)

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