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明仁さん、美智子さん、皇族やめませんか(1/3)

kozoku



先日、本屋を冷やかしていましたら、「明仁さん、美智子さん、皇族
やめませんか 元宮内庁記者から愛をこめて」(板垣恭介著、大月書
店、2006年1月)という本が目につきました。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4272210866/249-4525098-4725921

ショッキングなタイトルに釣られて手にとってみますと、どうも女性
週刊誌ばりの皇室物とは違うようです。著者の略歴を見ますと、1933
年生まれと、今の天皇や私と同じ歳です。以下に引用する、「はじめ
に」に書かれた自己紹介も、戦争時代の私とオーバーラップします。
そこでつい買い求め、一気に読みました

---------------------(以下引用)----------------------------

ことし(二〇〇五年)は、太平洋戦争の日本降伏から六〇年である。
一九四五(昭和二〇)年八月一五日、僕は旧制中学一年生だった。満
一二歳七ヵ月と三日。

昭和天皇を《現人神》(人間の姿をした神様)だと教育され、世界
を天皇の慈悲による政治で解放する《八紘一宇の精神》のために、片
道燃料の飛行機に爆弾を積んでアメリカの軍艦に体当たりして死ぬこ
とを希望(のぞみ)としていた、阿呆で幼稚で一途な軍国少年だった。

天皇のために死ぬことは《悠久の大義》に生きることだと教えられ、
信じていた。生存率ゼロの作戦を発明した軍部の偉い人はこれを《神
風特別攻撃隊》と名付けていた。「特攻」のことである。

そしてのちに、敗戦当時すでに僕には乗るべき満足な航空機もなけ
れば、燃料もなかったということを知る。このような滑稽で、しかし
笑うことのできない、切ない歴史認識から、僕の戦後は始まった。

戦没学生、特攻航空兵、人間魚雷などで死んだ兵士や先輩学生たち
の手記を泣きながら読んだ。「天皇制とはいったい何なのだ!」とい
つも考えるようになった。

敗戦当時、焼け残った家並の電柱には、新聞紙に墨汁で「天皇制廃
止」と書きなぐった共産党のビラがたくさん貼られていた。《天皇教
》に凝り固まっていた少年にはショックな光景だった。と同時に「こ
れから何かが変わる」というワケの分からない予感が芽生えていた。

「天皇論」「皇室論」は必然的に「日本人論」となり、「マスコミ
論」「ジャーナリズム論」に及ぶ。いま現在でも、触れることを禁忌
するタブーもある。それを思い切って書いてみようと思う。「そんな
モノを書くと殺されるぞ」と大学時代の友人は言う。まあいいさ。余
命いくばくか…。どうせ人間一度は死ぬ。

それは、自分の少年時代のバカさ加減を含めて、《昭和と天皇と日
本人》を検証するのは僕の使命ではないかという、恥ずかしながらの
思い込みでもある。
---------------------------(引用おわり)---------------------

宮内庁記者として、“菊のカーテン”の中をのぞいた経験から、宮中
の“嫁いびり”などの興味ある(^_^) テーマについても書かれてい
ますが、このMLでは、裕仁天皇と明仁天皇の生身の人間像からうか
がえる戦争観や平和観に絞って以下ご紹介したいと思います。 
                        (つづく)
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プロフィール

西羽 潔

Author:西羽 潔

・1933年生まれの軍国少年OB。
・メーリングリスト「戦争を語り継ごうML」主宰。
・ウェブサイト:「戦争を語り継ごう -リンク集-」
・著書:「むかし、みんな軍国少年だった」(共著)

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