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書評「沖縄戦 強制された『集団自決』」

去る6月に発売されました林博史著「沖縄戦 強制された『集団自決』」
(吉川弘文館)についての、各紙の書評をご紹介します。

戦争遂行のシステムに責任を問う」(朝日)
< 本書は、深刻な問題を大きな視野で冷静に論じており、説得力が
ある。住民を巻き込んだ日本の戦争はサイパンからグアム、フィリピ
ン、沖縄、満州へとつながり、絶えず住民の犠牲を伴っていたと指摘
する。そして上から下まで戦争遂行のシステムができているとき、そ
の個々の局面を取り上げてそこで個人の責任を問うことは重要ではな
い。システム全体としての責任を見なければ、沖縄で「集団自決」し
た人々の犠牲を歴史において報いることはできない、と主張している
ようである。同意できる議論である。>

孤島を恐怖で支配した軍」(中日 / 東京)
< そもそも、この「集団自決」論争を、旧軍人(原告)側は、「軍
命令はあったか、なかったか」を証明する「公式文書問題」に限定し
ようとしているが、それが間違いだと私は思う。軍が、実質的に管理
し、支配していた小さな孤島で起きた「集団自決」事件が、「軍命令」
があろうとなかろうと、軍とは無縁だと考える方が、おかしい。林氏
が言うように、日本軍がそこにいて、住民を監視し、ある場合には住
民をスパイとして処刑するという、日本軍による「恐怖の支配」が貫
徹していたことが問題なのだ。>

丹念な分析で『真相』に迫る」(琉球新報)
< 今、私たち沖縄人に最も求められているのは、なぜ「集団自決」
が起こったか、犠牲者の視点からその「真相」を究明することである。
これまで、沖縄戦研究は高水準の域にあるといわれながらも、残念な
がら「集団自決」の真相解明にまでは達しなかったように思う。しか
し、この度、やっと待望の書が刊行された。>

お読みになった方がありましたら、あなたの「書評」をお願いします。

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プロフィール

Author:西羽 潔

・1933年生まれの軍国少年OB。
・メーリングリスト「戦争を語り継ごうML」主宰。
・ウェブサイト:「戦争を語り継ごう -リンク集-」
・著書:「むかし、みんな軍国少年だった」(共著)

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