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教育勅語の訳文

一昨日教育勅語の現代語訳をご紹介しましたが、それも、下記サイト
にある高校の「現代社会」副読本のそれのほうが原文に忠実であるよ
うに思えますので、改めてご紹介します。

教育勅語を読んでみよう!」

現代語訳で、多くの教育勅語信奉派のサイトが引用しているのは、上
記のサイトにも紹介されている、“国民道徳協会”と称する正体不明
の団体による訳文です。しかしこれは戦後に作られたもののようで、
原文の持つ国粋主義的な色彩を薄めるため、かなりの意(違)訳がさ
れています。

例えば、

原文:
<一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壤無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ>

副読本:
<いったん国家に危急がせまれば、忠義と勇気を持って国のために働
き、天地とともにきわまりない皇室の運命を助けるようにしなければ
ならない>

国民道徳協会:
<非常事態の発生の場合は、真心をささげて、国の平和と、安全に奉
仕しなければなりません。>

私が軍国少年の頃は、副読本のように理解していたと思います。戦前
の教科書「尋常小學修身書 卷六」にも次のように書いてあります。

<もし國に事變が起ったら、勇氣を奮ひ一身をさゝげて、君國のため
に盡さなければなりません。かやうにして天地と共に窮ない皇位の御
盛運をお助け申し上げるのが、我等の務であります。>
http://www.asyura.com/sora/bd12/msg/504.html

なお明治40年に文部省が発表した英訳文は、下記サイトにありますが、
当然のこととはいえ、この方が国民道徳協会の訳文よりはるかに原文
に忠実です。

http://www.chukai.ne.jp/~masago/kyouiku.html

英語のほか公式のドイツ語版もあるそうです。これはネットでは見つ
かりませんでしたが、当然英語版と同じような内容でしょう。アデナ
ウアーが執務室に掲げていたとしたら、どういう訳文だったのでしょ
う?
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西羽 潔

Author:西羽 潔

・1933年生まれの軍国少年OB。
・メーリングリスト「戦争を語り継ごうML」主宰。
・ウェブサイト:「戦争を語り継ごう -リンク集-」
・著書:「むかし、みんな軍国少年だった」(共著)

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