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NHK番組「アジアの“一等国”」に対する批判と反批判

去る5日NHKテレビで放送されました「JAPANデビュー 第1
回『アジアの“一等国”』」に対して、ネット上で「反日・反台湾」
と大きな批判が起こっています。私のブログにも、偽装アドレスから
批判のコメントが寄せられました。

ネットだけでなく、自民党のネオコン派からも、「台湾は李登輝元総
統など親日家が多いのに番組は反日の部分だけを偏向して報じた」な
どと、NHKを批判、糾弾する声が上がっています。

安倍、町村氏らがNHK番組を批判『偏っている』」(産経、23日)

そして今日の産経新聞の「正論」では、評論家の鳥居民氏が NHK
制作者の「驕りぶり」「傲慢さ」を批判しています。

評論家・鳥居民 NHK特番の傲慢さが悲しい

台湾の人たちが「親日的」であることを、過去の植民地支配の正当化
の根拠にしているネオコンにとって、この番組が「親日」の底にある
「悲しみ」や「恨み」を明らかにしたことが、心外でならないのでし
ょう。

これらの単に情緒的な「反日」批判に対し、次のブログは理性的に答
えているように思います。

「 NHK スペシャル『アジアの“一等国”』が伝えようとしたもの
< そもそもシリーズタイトルが示すように、この番組は「台湾問題」
についての番組ではなく、「日本問題」についての番組であった。植
民地時代は台湾にとってどうであったか、ということではない。日本
がいかなる視線で植民地台湾を眺めていたか、ということが問題なの
だ。たとえば、この番組ではロンドンの博覧会に日本が台湾「原住民」
を「展示」したことを取り上げていたが、それは日本が植民地に向け
ていたコロニアルな視線を浮き彫りにし、またそのようなコロニアル
な視線の獲得こそ日本が「文明国」の仲間入りをする条件であったと
いう事実から、「近代」とは何だったのかという本質的な課題を提示
するものであった。単に、学校をつくったことは良い支配、でも現地
の人を差別したことは悪い支配、といった表面的な見方ではなく、学
校の建設も現地人の差別も、植民地に対する日本の視線、あるいは植
民地というものが日本において果たした機能において同じ構造にあっ
たのだ、ということを、この番組では読み取れるように構成されてい
たと思われる。>

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プロフィール

西羽 潔

Author:西羽 潔

・1933年生まれの軍国少年OB。
・メーリングリスト「戦争を語り継ごうML」主宰。
・ウェブサイト:「戦争を語り継ごう -リンク集-」
・著書:「むかし、みんな軍国少年だった」(共著)

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