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小沢一郎氏の靖国神社観

民主党の新代表・小沢一郎氏は、9日のNHKテレビ番組で、首相の
靖国神社参拝自体については「賛成だ」とする一方で、「小泉さん
の(やり方)はだめだ。戦争を指導した人たちは靖国に本来祀られ
るべきではない。戦争で亡くなった御霊を祀る本来の靖国神社に帰
すべきだ」(その上で)「天皇陛下にも行っていただきたい」と述
べました。しかし、具体的にどうすべきかについては、番組後記者
団に「政権を取ったらすぐやる、そのとき教える」と明言しません
でした。

小沢氏、『靖国に戦争指導者をまつるべきでない』と発言」(朝日
電子版、10日)

しかしこれは靖国神社の本質をよく理解していない発言と思います。

まずA級戦犯の分祀というのは可能でしょうか? これについての靖
国神社の公式見解は次のとおりです。

<結論から申し上げますと、このような分祀はありえません。

本来教義・経典を持たない神道では、信仰上の神霊観念として諸説あ
りますが、昔より、御分霊をいただいて別の神社にお祀りすることは
あります。しかし、たとえ分霊されても、元の神霊も分霊した神霊も
夫々全神格を有しています。>

<また、もし仮にすべてのご遺族が分祀に賛成されるようなことがあ
るとしても、それによって靖國神社が分祀することはありえません>

所謂A級戦犯分祀案に対する靖國神社見解

このように靖国神社にとっては、“英霊”の分祀は自己否定となるの
です。信仰の自由から言っても、いくら剛腕でも政治がそれを強制で
きるものではありません。

小泉首相も安倍官房長官も、政教分離の原則からいって政府が言うべ
きものではないと、小沢発言を批判しています。

A級戦犯合祀『政府が言うべきことではない』…首相」(読売電子
版、10日)

また靖国神社の“本来の姿”は、過去の戦争で天皇のために殉じた軍
人・軍属を顕彰するもので、すべての戦没者の御霊を祀るためのもの
ではありません。

空襲の犠牲者や外国の犠牲者も含めたすべての戦没者を、天皇も首相
も堂々と追悼できる施設といえば、今棚上げになっている新しい国立
追悼施設しかありません。

「国立追悼施設を考える会」の副会長である鳩山民主党幹事長は「民
主党も3、4年前から関心を持ってきたテーマ。積極的に議論してい
きたい」と述べています。この際民主党も積極的に建設の方針を打ち
出してもらいたいものです。
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プロフィール

Author:西羽 潔

・1933年生まれの軍国少年OB。
・メーリングリスト「戦争を語り継ごうML」主宰。
・ウェブサイト:「戦争を語り継ごう -リンク集-」
・著書:「むかし、みんな軍国少年だった」(共著)

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