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田母神論文に関する論評

「開戦の日」の昨日、例の田母神論文の表彰式が行われましたが、そ
の後の記者会見でアパグループの元谷外志雄代表は「どだい民間会社
がやる懸賞論文制度だから、(主催した)私がいいと思った人に賞を
あげても何らおかしくない」(朝日新聞)と語りました。

ふつうこういう場合、審査委員長の渡部昇一氏から講評が発表される
ものですが、渡部氏の声は一向に聞こえてきません。まさに語るに落
ちる、この懸賞論文が“出来レース”であったことが立証されました。

この田母神論文について、大学講師の上久保誠人氏は今日のダイヤモ
ンド・オンラインで<この文章は、大学の「レポート」にすらならな
い、ただの「作文」なのだ。>と酷評した上で、保守派の「歴史認識」
は世界では通用しないと書いています。

< 仮に保守派の主張にも一理あるとしても、それを世界に理解して
もらうには50年はかかると私は考えている。それが現実であり、日本
国内にしか通用しないで「声高な主張」をしても、なんの意味もない
ことを保守派はそろそろ自覚すべきなのだ。>
田母神問題で思う、 世界で通用しない保守派の内弁慶

この懸賞論文の審査委員を務めた花岡信昭氏も、今日の産経新聞のコ
ラム「政論探求」で、

< 政治の対応、メディアの反応、日本の防衛体制や文民統制(シビ
リアン・コントロール)のあり方、歴史認識など、さまざまなテーマ
をめぐって、これほどのインパクトを持った論文は、過分にして知ら
ない。>

と賞賛しながらも、

< 論文の内容についての議論はさまざまだが、歴史的事実の評価は
歴史学者に任せよう。>

と、その歴史認識は歴史学者の検証に耐えうるものではないことを認
めているかのようです。

「【政論探求】『田母神論文』が突きつけたもの

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プロフィール

西羽 潔

Author:西羽 潔

・1933年生まれの軍国少年OB。
・メーリングリスト「戦争を語り継ごうML」主宰。
・ウェブサイト:「戦争を語り継ごう -リンク集-」
・著書:「むかし、みんな軍国少年だった」(共著)

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