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田母神語録

今回更迭されました田母神前空幕長は、かつて航空自衛隊の隊内誌に
「航空自衛隊を元気にする10の提言」という論文を発表していますが、
その中で今回批判されたようなナショナリズム的な思想や歴史観を披
露し、自衛隊ももっと政治や教育にもの申すべきと主張しています。

どうしてこういうことを公言している人が制服組のトップになったの
でしょうか? 田母神氏個人もさることながら、こういう思想の持ち
主が昇進するという風土こそ問題で、これが高じてくると戦前に逆戻
りするような怖れがあります。

以下「航空自衛隊を元気にする10の提言」の中から一部を引用します。

< 近年我が国の歴史教科書が極めて自虐的に書かれていることが産
経新聞等によって明らかにされ、扶桑社の新しい歴史教科書が作られ
ることになった。多くの日本国民はこのことを歓迎し、本教科書は市
販本として数十万部の売れ行きを示し暫時ベストセラーの一角を占め
た。私はこの教科書が売れて本当によかったと思っている。>

< 問題は自衛隊が歴史教育を正す運動をどう考えるかである。もち
ろん自衛隊には本件に関する法律上の責任は全くない。しかしながら
今後とも学校教育において日本の国の悪いところばかりを強調するよ
うな歴史教育が継続されることは、国家安全保障上重大な問題がある
のではないか。>

< 自衛隊はこれまで政治的活動に関与せずということを強く指導さ
れてきたために部外において意思を表明する活動については極めて慎
重な対応をしてきた。自衛隊の外で行われることには無関心を装って
きた。しかし気がついたら反日活動がこれほどにも進展している。こ
れを認識すれば、今後はこれに負けない親日活動をするぐらいの心構
えが必要である。>

< 自衛隊に入隊してくる人たちも、このような教育を受け同じ世相
の中で育ってきた青少年たちである。しかし彼らは入隊後自衛隊の中
で教育を受け、また自らいろいろと勉強する内に国家に対する愛情が
芽ばえる。しかしそれでもなお多くの幹部自衛官でさえも、日本が中
国や韓国にひどいことをした、南京大虐殺があったと思い込まされて
いる。しかし歴史を紐解いてみれば、中国や韓国に対しては経済的に
見れば日本は持ち出しだったのだ。回収が投資を下回るような植民地
政策を実施した国は日本以外にはない。また南京大虐殺は実際に見た
人は一人たりとも存在しないのだ。すべては東京裁判における伝聞証
言である。更に東京裁判でさえも正当な裁判であると思っている人も
多い。だから戦前の我が国の行動について中国、韓国や東南アジア諸
国に謝り続けることはやむを得ないと思っているのだ。しかし歴史の
真実はそうではない。東京裁判が誤りであったことは、その執行者で
あるマッカーサー将軍でさえも米国の議会で証言しこれを認めている。


< 我が国の戦後教育においては国家というものがすっぽりと抜け落
ちてしまっている。他の先進国の国民と日本国民とでは、国家に対す
る感じ方がかなり違っているような気がする。それは国民に対する国
家や歴史に関する教育の違いによるものと思う。幹部自衛官は我が国
の歴史や伝統について理解し国民を啓蒙できる能力を育成しておく必
要があると思っている。これから部隊指揮官等に配置される皆さんは、
この国を愛する正しい国家観、歴史観を確立して、部下隊員を指導す
ることはもちろんのこと、部外における講演などでも国民を啓蒙する
気構えを持って頑張ってほしいと思う。>

< 中国や韓国は相変わらず靖国神社、教科書、慰安婦、遺棄化学兵
器問題など不当な物言いを続けている。そんな場合には、きちんと反
論すべきであろうが、これまでわが国はそれを実施して来なかった。
短期的な関係悪化を恐れ毅然と反論しなかったことが長期的には国益
を損なっている気がする。日本に対し愛国心を持つ普通の国民から見
れば、何故日本政府が、外務省がもっと強く反論しないのかと、いら
いらすることも多かったと思う。日本全体が外国向けには言論の自由
を放棄してきたようなところがある。そのような日本国内において自
衛隊は更に言論の自由を放棄してきた。いや、放棄させられてきたと
いうのが正しいのかもしれない。>

航空自衛隊を元気にする10の提言


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プロフィール

西羽 潔

Author:西羽 潔

・1933年生まれの軍国少年OB。
・メーリングリスト「戦争を語り継ごうML」主宰。
・ウェブサイト:「戦争を語り継ごう -リンク集-」
・著書:「むかし、みんな軍国少年だった」(共著)

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