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映画「靖国」は反日?

もうかなり空いてきただろうと、やっと今日映画「靖国  YASUKUNI
を、大阪・十三の第七芸術劇場で観てきました。10時55分からの二回
目の上映でしたが、上映30分ほど前に劇場に着いたら、整理券の番号
はすでに91番でした。

椅子は96席しかないのでどうにか座れましたが、補助椅子も満席で、
数人が立ち見でした。公開から11日も経っている平日の午前でこれで
すから、いかに稲田センセイらの宣伝効果が大きかったか、うかがい
知れました。

観客は高齢者が多いのではないかと予想していましたが、案に反して、
70代以上の戦争世代とおぼしい人は1割くらいで、中年の人が大半、
女性は4割くらいでした。

映画の内容は、先に池田幸一さんがブログ「蟷螂余話」できわめて的確
にご紹介されていますので、それ以上に駄見を述べることはありませんが、
私として興味深かったのは、最初のほうに描かれている終戦の日の靖国
神社の喧騒ぶりです。

それは井上俊夫さんがご自分のウエブサイトで紹介されているルポル
タージュ「八・一五の靖国神社探訪記」とまったく同じ世界で、まるで大
日本帝国の亡霊が蘇ってきて、パレードをしたり、集会を開いているよう
に見えました。

この亡霊たちの描写はずいぶん長々と続きますが、最後のほうになっ
てホンモノの大日本帝国時代のフィルムが映し出されると、その両者
のイメージが重なり合ってなるほどと制作者の意図がわかったように
思えます。

日本の実状をまったく何も知らない外国の人が見たら、日本は今なお
軍国主義の国かと誤解されかねません。この映画は“反日”かどうか
で意見がいろいろあるようですが、そういう意味では国益を害する
“反日”といえるかもしれません。

いずれにしろこの映画はいっさいのコメントがなく、観る人に考えさ
せる映画でした。劇場の出口で放送局のマイクが待ち構えていました
が、それに答えた中年女性の一言が耳に残りました。―「難解です」。


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プロフィール

西羽 潔

Author:西羽 潔

・1933年生まれの軍国少年OB。
・メーリングリスト「戦争を語り継ごうML」主宰。
・ウェブサイト:「戦争を語り継ごう -リンク集-」
・著書:「むかし、みんな軍国少年だった」(共著)

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