スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

日本軍の占領行政とインドネシアの文化

 昨日福岡アジア美術館で 「プロパガンダの為の美術:インドネシ
ア美術における日本の影響」という講演が インドネシア・バンドン
工科大学美術館館長アミヌディン・H・シレガー氏によって行われた
とライブドアニュースが報じています。

太平洋戦争中の1943年、日本軍は宣伝部の下部組織として「啓民
文化指導所」を設立しましたが、これが文学、演劇、映画、美術など
の分野で影響を与え、美術面では、それまでインドネシアになかった
美術教室を開き若手芸術家の育成に貢献したとのことです。

美術講座:インドネシア美術と日本占領=福岡市

インドネシア占領中の日本軍は、住民に対する宣撫工作を行うため、
阿部知二(作家)、小野佐世男(漫画家)、大宅壮一(評論家)、北
原武夫(作家)、河野鷹思(デザイナー)、武田麟太郎(作家)、南
政善(画家)、横山隆一(漫画家)、倉田文人(映画監督)、松井翠
声(弁士)等のいわゆる文化人を徴用し、宣伝班を設けていました。

帝国陸軍にしてはずいぶん文化的な発想であったように思われますが、
下記サイトによれば、これはナチス・ドイツのゲッペルス宣伝相の文
化部隊の成果をみてきた山下奉文将軍の進言によるものであったらし
いとのことです。

またインドネシア占領行政を武力によらなくても文化で統治すれば安
上がりという判断があったのであろうともみられています。しかしそ
れによりインドネシア文化の担い手となった多くの芸術家が育ったと
いうのもまた事実といえましょう。

第16軍宣伝班

スポンサーサイト

トラックバック

http://nishiha.blog43.fc2.com/tb.php/1009-7bbd04ac
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

«  | HOME |  »

最近の記事

カテゴリー

カレンダー

12 | 2017/03 | 01
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

月別アーカイブ

最近のトラックバック

ブログ内検索

リンク

このブログをリンクに追加する

「戦争を語り継ごうML」ご案内

このブログの記事は、主としてメーリングリスト「戦争を語り継ごうML」へ投稿したものです。このメーリングリストは、世代間の交流を通じて戦争を正しく語り継いでいく場として、設けたもので、10代から90代まで、多数の人が参加しています。

参加を希望される方は、上の「リンク」の「戦争を語り継ごうML」をクリックしてください。

コメントをどうぞ

このブログについてのコメントは、下記へお寄せください。

名前:
メール:
件名:
本文:

プロフィール

西羽 潔

Author:西羽 潔

・1933年生まれの軍国少年OB。
・メーリングリスト「戦争を語り継ごうML」主宰。
・ウェブサイト:「戦争を語り継ごう -リンク集-」
・著書:「むかし、みんな軍国少年だった」(共著)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。