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国立追悼施設建設への危機感(大原康男)

民主党政権になって、かねて懸案の新しい国立追悼施設の建設がいよ
いよ現実味を帯びてきたのに対し、かねてから反対を唱えている大原
康男・国学院大学教授は、今日の産経新聞の「正論」欄で、

< 以上、あらためて国立戦没者追悼施設の建設に反対する理由の数
々を書き連ねてきたが、この愚かしい計画がいよいよ現実味を帯びて
きた今日、これまで何度かこの種の画策を阻止してきた保守派陣営に
とって最大の難戦が眼前のものとなりつつある。>

と強い危機感を表明しています。

「【正論】国学院大学教授・大原康男 『わだかまり』強める代替施


大原氏は「靖国神社に代替しうる施設などありえない」と力説してい
ますが、新しい追悼施設は単なる代替施設などではありません。それ
はごく一部の靖国派を除く全国民が、天皇も首相も、外国の元首も訪
れ、そして軍人・民間人、敵味方を問わずすべての戦没者を追悼でき
る無宗教の施設です。

靖国神社は、天皇のために命を捧げたとされる軍人、軍属のみを慰霊
する施設であるのに対し、新しい追悼施設はまったく違ったコンセプトで
創設されるものです。

新しい追悼施設ができたからといって、靖国神社がなくなるというも
のではないでしょう。親兄弟や戦友がそこに眠っていると信じている
人たちや大原氏など一部の靖国教の信者がお参りする“一宗教法人”
として存続すればいいのです。

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「シベリア抑留 ―未完の悲劇」を読んで

栗原俊雄著「シベリア抑留 ―未完の悲劇」(岩波新書、09年9月)を読み
ました。昨年毎日新聞大阪本社版に連載された記事をベースに、新しい
構成で書き下ろしたもので、たいへん読みやすく一気に読むことができまし
た。

内容も、そもそもの発端から、極寒、飢え、重労働の収容所生活、そ
して戦後補償や遺骨収集など未だに残る問題まで、「シベリア抑留」
の全貌がわかるものとなっています。中でも戦後の諸問題に関する記
述に全体の紙幅の約半分を割いているのが特長です。

「戦争を語り継ごうML」のメンバーである池田幸一さんも元抑留者で、
戦後補償を求めての長年活動を続けておられますが、その活動も本書
で紹介されています。その池田さんが著者に宛てた感想を、ご自分の
ブログで公開されていますので、お読みください。

「『シベリア抑留』贈呈著書のお礼

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プロフィール

西羽 潔

Author:西羽 潔

・1933年生まれの軍国少年OB。
・メーリングリスト「戦争を語り継ごうML」主宰。
・ウェブサイト:「戦争を語り継ごう -リンク集-」
・著書:「むかし、みんな軍国少年だった」(共著)

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