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「兵士たちの戦争 ガダルカナル島」を観て

今朝NHKテレビで放送されましたシリーズ「証言記録 兵士たちの
戦争」の「ガダルカナル島 最後の部隊 繰り返された失敗 ~名古屋
・歩兵第228連隊~」を観ました。

歩兵第228連隊は、米軍に奪取されたガダルカナル島を奪回するべく
最後に送り込まれた部隊でした。それまで香港や印度支那で戦い、こ
の島に転戦してきたのです。

それまで連戦連勝してきた経験から、兵士たちは1週間くらいで勝利
を収めることができるだろうと楽観していました。事前に配られた冊
子にも、「米兵の強さは支那(中国)兵以下」と書かれていたのです。

しかし上陸する前から米軍の息つぐ暇もない攻撃に見舞われ、彼我の
戦力の差に驚かされます。それまでの部隊が完敗しているのに、何の
情報も与えられず、何の戦略変更の指示もなく、送り込まれたのです。

携行した食糧も1週間分だけ、たちまち食糧は底をつき、最後には米
が10粒ずつ配られただけだったと証言します。そしてその後は現地の
小動物や草などで飢えをしのぎ、蝿までも食べたそうです。

この部隊の兵員数は約2500名でしたが、無事帰国できたのは約300名。
戦死者の半数以上が飢えと病気によるものでした。兵士たちは、ガダ
ルカナルを“餓島”と呼んでいました。

ある兵士は帰国後、戦死した戦友のお母さんに会いました。「残念な
がら敵の弾に当たって、立派な死を遂げられました」と報告したそう
です。「とても野垂れ死にしたとは言えませんからね」と言って、涙
ぐんでいました。

ガダルカナルの戦いについては、今まで多くの本などで伝えられてい
ます。しかし生存者の口から語られるのを聞くと、さらにいっそう真
に迫るものがあります。

このシリーズの番組、観るたびに「戦争を語り継ごう」の貴重な資料
として、感動させられます。


なお次のように再放送があります。
10月2日 ( 金 ) 午後4時00分~4時43分  BShi  

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「戦時徴用船」テーマに市民セミナー

神戸大学海事博物館では、<過去の大戦遂行に海上輸送のために、ど
れほど多くの人的、財的損失があったかなど実情を学ぶことによって、
「平和」の意義を受講生に認識いただきたい>という目的で、市民セ
ミナー「博物館資料と戦時徴用船」を下記のように開催します。

【開催日時】 2009年10月3・10・17・24日 11月7日
          土曜日の13:30~15:00 (12:00 開館)
【場  所】 神戸大学大学院海事科学研究科(深江キャンパス)
           学術交流棟 1階 コンファレンスホール
           神戸市東灘区深江南町5 
          Tel ・ Fax: 078-431-3564
      E-mail: siryokan@maritime.kobe-u. ac.jp
【参加費】  無料
【開講日、内容、講師】
10月3日(土)“戦時徴傭船の展開と被害の実態解明”   
        宮本三夫氏  日本殉職船員顕彰会推薦海運研究者
10月10日(土)“沖縄の学童疎開船「対馬丸」”
        ゆたか はじめ氏  エッセイスト
10月17日(土) “日本商船隊の壊滅と経緯について”
       宮田幸彦氏 拿捕船研究委員会
10月24日(土) “海底に見た戦場の現場”
       吉村朝之氏 アアクエイトテレビ 代表取締役
11月7日(土)  “高砂丸の奇跡とその時代背景”
       菊池 寧氏 商船三井広報室社史担当

第3回 神戸大学海事博物館 市民セミナー『博物館資料と戦時徴用
船』」


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プロフィール

Author:西羽 潔

・1933年生まれの軍国少年OB。
・メーリングリスト「戦争を語り継ごうML」主宰。
・ウェブサイト:「戦争を語り継ごう -リンク集-」
・著書:「むかし、みんな軍国少年だった」(共著)

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