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泰緬鉄道建設に使役された英兵捕虜の日記を出版

今日の朝日新聞大阪本社版夕刊に、元英兵捕虜が泰緬鉄道の建設作業
に駆り出された日々を秘かに綴った日記を、このほど徳島県に住む孫
らが日本語の本にまとめ出版したとの記事が掲載されています。
英人捕虜、秘めた3年間 徳島に住む孫が日記を出版

その本は、「泰緬鉄道からの生還 ある英国兵が命をかけて綴った捕
虜日記 一九四二~一九四五
」(雄山閣、09年8月)です。

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テニアン島と渡嘉敷島

NHKで放送中のシリーズ「戦争証言」、「兵士たちの戦争」に引続
き新しく「市民たちの戦争」が始まりました。その第3回「楽園の島
は地獄になった ~テニアン島~」と第5回「“集団自決” 戦後64
年の証言 ~沖縄・渡嘉敷島~」を観ました。

テニアン島、渡嘉敷島、どちらも小さな孤島で、住民たちが戦闘に巻
き込まれて逃げ場を失い、集団自決に追い込まれました。

その集団自決にはまず伏線がありました。

テニアン島では、米軍の攻撃が近づいたころ、住民全員が学校に集め
られ、海軍中佐が「もし負けたら皆死んでくれ。捕まったらなぶり殺
される」と演説しました。最後に全員で「海ゆかば」を合唱したら、
金縛りにあったような気がしたと、当時10歳だった人が証言していま
した。

渡嘉敷島では、在郷軍人が青年団などで「戦陣訓」の「生きて虜囚の
辱めを受けず」を教育していました。

そしてどちらの島でも、最後追い詰められた時、住民たちは「米軍に
捕まったら、男はなぶり殺しにされ、女は強姦される。それより死ん
だほうがましだ」と思いつめ、軍から配られたり、貰った手りゅう弾
でお互いに殺し合いました。

あの混乱の中で、軍からの正式な命令など出ようはずはありませんが、
あの集団自決は「軍国主義」に強制されたものであることは明らかで
す。当時子供だった私も、「生きて虜囚の辱めを受けず」を信じてい
ました。

二つの島のいずれにも、自ら肉親を手に掛け、自分だけ生き残った人
がいます。彼らはこの64年間深い業を背負って生きてきました。その
皺が刻まれた顔は、涙なくして見られませんでした。

社民党と追悼施設とナベツネ

先のメールでご紹介しましたように、社民党は昨日戦没者に対する新
たな追悼施設建設についての方針を確認しましたが、これを推進して
きた保坂展人副幹事長は自身のブログで「保坂私案」を公表していま
す。

<2、すべての人々が戦争犠牲者を追悼し、平和への決意を新たにす
るためにも、その追悼対象は「すべての戦争犠牲者」とするべきであ
る。日本の軍人・軍属のみならず、日本国内外の民間人、そして日本
の過去の戦争によって犠牲になった外国の軍人・民間人も包括して
「すべての戦争犠牲者」と呼ぶ。ヒロシマ・ナガサキの原爆をはじめ
として、東京大空襲等の空襲犠牲者や、戦争に起因するあらゆる犠牲
者を対象とする。ここに犠牲者の国籍・民族・宗教など分け隔てなく
追悼対象とする。>
戦争をふり返る日『8・15』で、国立追悼施設を考える

またこれによりますと、社民党では「千鳥ヶ淵戦没者墓苑・平和祈念
施設提言委員会」を設置し、読売新聞の渡邉恒男会長・主筆を招いて
勉強会を開催するなど約1年をかけてプランを練ったとのことです。
読売新聞・渡辺恒雄会長に聞く

そういえば、読売新聞は05年6月4日の社説で、「国立追悼施設の建立
を急げ」というタイトルを掲げ、われわれを驚かせたことがあります。
( [no_more_war:10184] )

こうした情勢に対し、今日の産経新聞は「民主党政権が発足すれば、
一気に実現が近づくことになる」と警告?を発しています。
靖国に代わる国立追悼施設建設へ 民主政権発足後に有識者懇を設


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プロフィール

西羽 潔

Author:西羽 潔

・1933年生まれの軍国少年OB。
・メーリングリスト「戦争を語り継ごうML」主宰。
・ウェブサイト:「戦争を語り継ごう -リンク集-」
・著書:「むかし、みんな軍国少年だった」(共著)

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