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空幕長が「侵略国家はぬれぎぬ」、更迭へ

航空自衛隊トップの田母神俊雄航空幕僚長が「日本が侵略国家だった
とはぬれぎぬだ」などと主張する論文を、アパグループ主催の第一回
「真の近現代史観」懸賞論文に応募、最優秀賞を受賞しました。

「『侵略国家はぬれぎぬ』=空幕長が懸賞論文で独自史観-中国など
の反発必至
」(時事通信、31日)

この論文は下記サイトで読めます。
アパグループ第一回『真の近現代史観』懸賞論文受賞者発表

なお田母神幕僚長は、先に航空自衛隊による一部のイラク活動を違憲
とした名古屋高裁判決を巡り、「純真な隊員には心を傷つけられた人
もいるかもしれないが、私が心境を代弁すれば大多数はそんなの関係
ねえという状況だ」と発言しています。

【続報】
浜田靖一防衛相は早くも、田母神空幕長を更迭する意向を固めたとの
ことです。まるで戦前の軍を思わせるような出来事ですから、当然で
しょう。

航空幕僚長:『侵略国家はぬれぎぬ』と論文発表、更迭へ」(毎日、
31日)

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大江・岩波沖縄戦裁判、原告の控訴棄却

okinawa

沖縄戦の集団自決をめぐる大江・岩波沖縄戦裁判の控訴審判決が今日
大阪高裁で言い渡されましたが、小田耕治裁判長は、原告側の請求を
退けた1審の大阪地裁判決を支持、原告側の控訴を棄却しました。

沖縄ノート訴訟:控訴審、原告の請求棄却 名誉棄損認めず」(毎
日、31日)

この判決について、琉球新報は電子号外を発行しました。
http://ryukyushimpo.jp/uploads/img490a98c8024f9.pdf

また沖縄タイムスのサイトは判決要旨を掲載しています。
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2008-10-31-E_1-001-3_001.html

被告の大江健三郎さんのコメントをご紹介しておきます。

< 私のこの裁判に向けての基本態度は、いまも読み続けられている
『沖縄ノート』を守る、という一作家のねがいです。原告側は、裁判
の政治的目的を明言しています。それは「国に殉ずる死」「美しい尊
厳死」と、この悲惨な犠牲を言いくるめ、ナショナルな氣運を復興さ
せることです。
私はそれと戦うことを、もう残り少ない人生の時、また作家として
の仕事の、中心におく所存です。>

大江健三郎さん『沖縄の犠牲の記憶を守り、戦う』」(朝日、31日)

八紘一宇

戦争中叫ばれたスローガンに「八紘一宇」という言葉があります。
これについて次のように主張する人たちがいます。

<東京裁判の公式英語では、八紘一宇は"Universal Brotherhood"
と訳された。この八紘一宇を悪の根源のように言う人の気がしれ
ない>

確かにUniversal Brotherhoodを訳せば「人類みな兄弟」というこ
とになり、これは人類の普遍的な理想です。現に諸外国ではこ
の名を付した団体や活動が数多くあるようです。

しかし戦時中日本で叫ばれた「八紘一宇」の概念はそれとはまった
く違います。それは“天皇のもとでの”八紘一宇でした。

「はっこういちう」という難しい言葉は、われわれ小学生でも知ってい
ました。そして天皇陛下がお父さん、われわれ臣民は子供、そして
世界を一つの家にすると教えられていました。

「八紘一宇」という言葉は元々神武天皇の建国宣言からとられたと言
われ、大和王朝が日本全国を統一したことを意味していると思います。
それが戦時中、アジアをそして世界を統一するためのスローガンとし
て利用されたのです。

八紘一宇が「人類みな兄弟」の思想でなく、「人類みな天皇の臣民」
であったことは、大日本帝国の植民地政策、占領地政策を見ても明ら
かです。

大日本帝国は植民地や占領地に、朝鮮神宮、台湾神宮、建国神廟(旧
満州)、彩帆神社(サイパン)、昭南神社(シンガポール)など、天
皇家の始祖とされる天照大神を祭神とした神社をまず作りました。そ
して住民たちに、天皇崇拝を強制し、宮城遥拝や教育勅語の奉読など
をさせました。

これはまさに、八紘一宇が天皇教によるアジア支配、世界支配のイデ
ィオロギーであったことを物語っていると思います。

八紘一宇については、下記をご参照ください。
八紘一宇について意味、語源、論点など教えてください

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プロフィール

Author:西羽 潔

・1933年生まれの軍国少年OB。
・メーリングリスト「戦争を語り継ごうML」主宰。
・ウェブサイト:「戦争を語り継ごう -リンク集-」
・著書:「むかし、みんな軍国少年だった」(共著)

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