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鎮霊社

昨日、産経新聞のコラム「正論」に加地伸行・立命館大学教授が書い
た一文をご紹介しましが、その中に<靖国神社拝殿に向かって左に、
鎮魂社…>とありますが、この「鎮魂社」は「鎮霊社」の誤りでしょう。

なにか違和感を感じたので、靖国神社の公式サイトで確認しますと、
確かに「鎮霊社」となっています。われわれならいざ知らず、「正論」
の論説委員としては勘違いでは済まされませんね。そのまま掲載し
た産経新聞も「靖国派」の名が泣くというものです。

この鎮霊社のことは、「靖国派」でもタブーとなっているようですが、産
経の「イザ! 」でも、早速加地教授の論を批判しています。しかしここ
でもやはり「鎮魂社」と書いているのはご愛嬌です。

<加地先生の提案は、拝殿に向かって左に、「鎮魂社」として祭られ
ている戦禍犠牲者を、夏季特別慰霊祭において合祀するとのことだが、
日本の宗教界の内実をご存知ないと見える。>
http://qendo18kai.iza.ne.jp/blog/entry/689554/

靖国ガイドのベテラン・Hさんから「鎮霊社」の解説を寄せていただ
きましたので、以下引用させていただきます。
--------------------------------------------------------------
昭和44年第61国会に自民党が靖国神社法案を提出しました。必
ず靖国神社の合祀者は戦死者だけではないか。官軍兵士だけではない
かと論議されることが想定されますので急いで創建したのが鎮霊社だ
と言われております。

靖国神社公式 web サイトの「境内のご案内」から画像を見て頂けれ
ばお分かりのように小さな小さな祠なのです。
http://www.yasukuni.or.jp/precincts/index.html

神道では御霊代(御神体)に神が宿ることになっています。靖国神社
は剣(つるぎ)と鏡と言われています。ところがこの鎮霊社の御霊代
が何であるか一切明らかにされていません。さらには鳥居がありませ
ん。

天の岩戸の前にいた「常世の長鳴鳥」の止まり木であり、「神域に入
る人間のための入口」であることを表すのが鳥居です。

靖国神社自身が鎮霊社にマスコミのスポットが当たるのは嫌がるはず
ですのでこの議論は空論の域を出ません。何となれば、午前10時か
ら午後4時までしか通用門が開らかれていない、そして鳥居もないと
いう「冷たい扱い」をされているのが実状の鎮霊社なのですから。

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プロフィール

Author:西羽 潔

・1933年生まれの軍国少年OB。
・メーリングリスト「戦争を語り継ごうML」主宰。
・ウェブサイト:「戦争を語り継ごう -リンク集-」
・著書:「むかし、みんな軍国少年だった」(共著)

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