スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

シンガポール人が見た憲法9条

昨日の日刊ベルタに、吉岡達也著「9条を輸出せよ!」(08年4月、
大月書店)の感想が掲載されています。

その中で、吉岡達也氏が共同代表を務めた9条世界会議(08年5月)
のシンポジウム「海外から見た憲法9条 ― 外国ジャーナリストが語
る」での符祝慧(フー・チューウェイ)氏(シンガポール「聯合早報」
東京特派員)の発言が引用されていますので、その一部をご紹介しま
す。

< シンガポールでは「日本軍」は恐いものと受け止められている。
かつての戦争で中国やシンガポールなど、アジアの国々を「日本軍」
が侵略し、駐留して沢山の人々を殺した。あのような戦争を体験した
人々にとって、「日本軍」というのは、非常に辛い思いがある言葉な
のである。戦後ずっと長い間「日本軍」という言葉が消えていたのは、
アジア諸国にとってはとても安心できることだった。 
私が言いたいのは、日本の憲法9条は戦争を放棄した世界で唯一の
憲法である。それを大事に守っていただきたい。それがアジアの願い
だということ。>

< 8月15日は、日本では終戦記念日だが、日本に侵略されていた
アジアの人たちにとっては「解放の日」である。中国に対する15年
にわたる侵略戦争、その他のアジア諸国に対する戦争は、今でも一部
の人たちが言っているような解放戦争では決してない。 
「憲法9条を変えてもいい」という人たちの多くは、日本による侵
略戦争を知らないか、または深く考えていないと思う。>

憲法9条を世界に輸出しよう 『9条大事に』がアジアの願い 安
原和雄

 
符祝慧氏の過去(06年3月6日)の発言もご紹介します。

<日本はアジアのリーダーになりたいようですが、それならばもっと
アジアに目を向ける必要があると思います。日本人にはいまなおアジ
アを蔑視するようなところがあります。相変わらず目が欧米を向いて
いる感じです。
戦後60年を過ぎましたが、私は、日本政府はアジアの国々を侵略した
ことを心から反省しなければならないと思います。日本国憲法9条は
日本のアジア侵略戦争への反省から生まれました。そして、日本が憲
法9条によって戦争を放棄し、軍事力を保持しないということで、不
戦の誓いを表明したことはアジアの人々を安心させたんです。いまア
ジアの人々は、日本は戦争を放棄したのに、何故いままた軍事力を欲
しがっているんだ、と不安を感じているんです。>

日本での憲法『改正』の動きへのアジアの人々の不安


スポンサーサイト

«  | HOME |  »

最近の記事

カテゴリー

カレンダー

06 | 2008/07 | 08
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

月別アーカイブ

最近のトラックバック

ブログ内検索

リンク

このブログをリンクに追加する

「戦争を語り継ごうML」ご案内

このブログの記事は、主としてメーリングリスト「戦争を語り継ごうML」へ投稿したものです。このメーリングリストは、世代間の交流を通じて戦争を正しく語り継いでいく場として、設けたもので、10代から90代まで、多数の人が参加しています。

参加を希望される方は、上の「リンク」の「戦争を語り継ごうML」をクリックしてください。

コメントをどうぞ

このブログについてのコメントは、下記へお寄せください。

名前:
メール:
件名:
本文:

プロフィール

Author:西羽 潔

・1933年生まれの軍国少年OB。
・メーリングリスト「戦争を語り継ごうML」主宰。
・ウェブサイト:「戦争を語り継ごう -リンク集-」
・著書:「むかし、みんな軍国少年だった」(共著)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。