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チベットと満州

今日の産経新聞のコラム「産経抄」は次のように書いています。

< 高速列車を走らせ、立派な学校や病院、ホテルまで建てたばかり
か、近代的な法制度も導入してやった。なのに現地人は喜ばない。あ
ろうことか騒乱を起こし、楽しみにしている五輪の聖火リレーまでも
邪魔しようとする。まったくもってけしからん。
と、漢民族の少なからぬ人々は憤慨しているようだ。>

<興奮している中国の人たちに「日本もかつて満州で似たようなこと
をしましたが、喜んでいただけましたか」と諭しても火に油を注ぐだ
けだろう。「過去の反省が足りない」と罵倒(ばとう)されるのがオ
チで、とても歴史を鑑(かがみ)にしてはくれまい。>

これを読んで思わず、あれ産経のスタンスは旧満州帝国を「五族協和
の王道楽土」とするものではなかったのかと驚きました。満州帝国を
植民地支配の傀儡国家とし、それを歴史の鑑として反省する歴史観を
自虐史観として罵倒するのが産経あるいはそのシンパと思っていたの
ですが…。

今日の産経の主張(社説)も、チベット問題で中国内に起こっている
「愛国」デモに対し、<偏狭な愛国主義は排外主義に転化する。>と
批判していますが、これはそっくりかつての大日本帝国に当てはまる
言葉です。

どうも昨今のチベット問題についての中国批判は、昔の大日本帝国の
植民地政策を擁護する立場の人ほど熱心なように思えるのですが…。

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プロフィール

Author:西羽 潔

・1933年生まれの軍国少年OB。
・メーリングリスト「戦争を語り継ごうML」主宰。
・ウェブサイト:「戦争を語り継ごう -リンク集-」
・著書:「むかし、みんな軍国少年だった」(共著)

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