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沖縄県民大会と自由主義史観研究会

下記ブログに、先日の「教科書検定意見撤回を求める県民大会」の
参加者のリポートが掲載されています。これを読んでも、沖縄県民の
間でいかに盛り上がったかがよく分かります。

予想を大幅に上回る参加者、『教科書検定意見
撤回を求める県民大会
』」

今年の歴史教科書の書き換えを画策した自由主義史観研究会の藤岡信
勝代表は、あたかも今日の事態を予測したかのように、6月21日の産
経紙「正論」に「政治的妥協」をするなという一文を寄稿し、<地元紙
2紙が扇情的な記事を連日大々的に掲載し「県民感情」をあおってい
る。>と書いています。

しかし新聞があおっただけで、これほど県民が超党派で燃え上がるで
しょうか? まして県議会および全市町村議会が検定意見撤回の意見
書を議決するでしょうか? まったく県民感情を理解していないとい
わざるを得ません。

そしてまた<政府・自民党が、来年3月までにこっそり教科書会社に
自主訂正を申告させて検定以前の記述を復活させるという密約をしか
ねないことだ。>と書いています。しかしこれだけ国民的な話題にな
った現在、こっそり密約などできそうにありません。

「【正論】藤岡信勝 『政治的妥協』の愚を繰り返すな

むしろ今回の教科書検定こそ、ある一人の文科省教科書調査員と有名
無実の審議会がいわば密室で決めたのではありませんか。

11万人というのは、人口約10倍の東京都では100万人に相当します。
それほど教科書の“自虐史観”的記述を改めたいなら、シンパの新聞
でキャンペーンを張って、これだけの大集会を開いてはどうですか。

福田首相の所信表明と戦後レジームからの脱却

昨日の福田首相の所信表明演説に対し、与野党から「華がない」
「優等生の作文」などいろいろな批評が聞かれます。確かに余り迫力
のない演説でしたが、外交面などに安倍カラーからの転換も滲ませて
いたように思います。

「戦争を語り継ごう」の観点から印象に残った次の二人の感想をご紹
介します。

自民党の若手タカ派を代表する稲田朋美代議士は、「“戦後レジーム
からの脱却”の継承が見られなかった」と、憮然たる顔つきで語って
いました。

共産党の志位委員長は対照的に、全体的には実現の可能性を指摘しつ
つも、「戦後レジームからの脱却路線は、今度の内閣では続けられな
くなった」と、やや評価するような口ぶりでした。

沖縄11万人の怒りに町村官房長官および渡海文科相も「検定意見再検
討」を考慮せざるを得なくなり、教科書会社が早くも訂正申請に向け
動き出しているのも、こういう内閣の路線転換に関係なしとはいえな
いでしょう。

この歴史教科書の書き換えは、自由主義史観研究会など一部の人たち
が主唱したものですが、これが沖縄県民のみでなく多くの国民の反発
を招き、結果的にはヤブヘビになってしまいました。これはちょうど
同じ一派が米紙に従軍慰安婦に関するする意見広告を出した時と似て
いますね。

戦後レジームからの脱却路線が、国内世論にも、国際世論にも受け容
れられないことを明確にしたのは、安倍内閣が短命ながらも残した功
績?であるといえましょう。

なお多くのメディアが沖縄の大会を肯定的に伝えている中で、「戦後
レジームからの脱却路線」を孤軍死守しているのが、今日の「産経抄
です。


9・29沖縄県民大会でのスピーチ

去る9月29日沖縄でに行われました「教科書検定意見撤回を求める県
民大会」における、「集団自決」体験者・宮平春子さん(代読)のス
ピーチと読谷高校3年津嘉山拡大さん、照屋奈津美さんのスピーチが
下記サイトで聴くことができます。

http://www.news.janjan.jp/government/0710/0709303201/1.php

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プロフィール

Author:西羽 潔

・1933年生まれの軍国少年OB。
・メーリングリスト「戦争を語り継ごうML」主宰。
・ウェブサイト:「戦争を語り継ごう -リンク集-」
・著書:「むかし、みんな軍国少年だった」(共著)

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