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Iwo Jima

映画「硫黄島からの手紙」は、先月まであいにく入院中だったので、
もう映画館では観ることができないかと思っていましたが、まだロン
グランで上映している劇場がありましたので、先週観てきました。

細部にはいろいろ問題があるとのご意見が、当時を知る方たちから出
ているようですが、アメリカ人監督の演出にしては、思っていたより
よく描けていて、当時の軍国少年にも迫真力が感じられました。

ただ栗林中将が、硫黄島を「いおうじま」と発音するのには、違和感
を感じました。当時はふつう「いおうとう」と呼ばれていたと思うの
です。

最近朝日新聞に二人の高齢者が、この映画のタイトルが「いおうじま」
と読まれるのおかしい、これでは玉砕した将兵の霊も浮かばれないだ
ろう、などと投書していましたが、私も同感です。

アメリカ軍のほうは、当時から "Iwo Jima" と呼んでいたようです。
戦後建造された空母にも、その名が付けられています。映画の名も、
それで「イオウジマ」と呼ばれているのかもしれません。

それでは一体公式の読み方はどちらなのか? 「小笠原諸島地名事典」
によれば、戦前は広く「いおうとう」と呼ばれていたが、現在は「い
おうじま」が公式名称で、小笠原村役場も認めているとのことです。

しかしかつての陸海軍は「いおうとう」を使っていたということです
から、栗林中将のせりふも間違っているし、映画のタイトルも「いお
うとう」と読まないと、なんとなく感じが出ないように感じます。時
代劇で、「江戸」でなく、「東京」と言っているようなものです。
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慰安婦の強制連行はなかったか?(続)

先週「慰安婦の強制連行はなかったか?」 で、オランダ人と韓国人
の元慰安婦の方の証言を例に、これでも“狭義の”強制連行はなかっ
たと言えるかと書きましたが、今朝の北海道新聞のコラム「卓上四季
が紹介している証言についてはどうでしょう?

当時16歳だった韓国人女性が、「カーキ色の服を着た軍人と、黒っぽ
い服を着て腰にサーベルを付けた巡査に両腕をつかまれ、トラックに
乗せられた」と証言していますが、これも“広義の”強制連行でしょ
うか? それとも彼女が嘘をついているというのでしょうか?

狭義の強制連行はなかったとする安倍発言が火に油を注いだようで、
米下院の対日決議案の共同提案者が、当初の6人から42人に急増した
ようです。

従軍慰安婦問題、米の対日決議案提案者42人に増える」(読売、
13日)

4月に訪米を控える安倍首相は、誰かに注意されたとみえて、慌てて
「河野談話」を無条件で継承するとし、元慰安婦にお詫びの言葉を述
べていますが、そうした姿勢に不満を抱く、シンパのネオコン議員グ
ループとの間で、内輪揉めになっているようです。

慰安婦問題:再調査めぐり、自民議連と官邸が押し付け合い」(毎
日、12日)

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プロフィール

Author:西羽 潔

・1933年生まれの軍国少年OB。
・メーリングリスト「戦争を語り継ごうML」主宰。
・ウェブサイト:「戦争を語り継ごう -リンク集-」
・著書:「むかし、みんな軍国少年だった」(共著)

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