スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

翼賛級長選挙

戦前・戦中の小学校・国民学校では、級長、副級長という制度があり
ました。戦後もかなり続いていましたが、今では一般には学級委員と
なっていると思います。

さてその選び方ですが、私の記憶では、1、2年生は担任の先生が任命
しましたが、3年生からは民主的な選挙だったと思います。当時の大
人の選挙は、まだ女性の参政権が認められていませんでしたが、子供
の世界では男女同権でした。

その大人の選挙ですが、太平洋戦争下で唯一行われた国政選挙である
昭和17年(1942年)4月30日の衆議院議員総選挙は、挙国一致の名目
の下、各政党が解散して大同団結した「大政翼賛会」が推薦する候補
が有利になるようにした、後世に悪名高いいわゆる「翼賛選挙」でし
た。

驚いたことに、当時この翼賛選挙を真似して級長選挙を行った国民学
校があったのですね。下記サイトで、それを報じる「写真週報」昭和
17年5月6日号
が紹介されています。

<奈良市立済美国民学校では時局に応じて一歩を進め、翼賛級長選挙
を行つて大きな効果を上げてゐます。この選挙では先生が推薦候補者
5名を出して学童に投票をそれぞれ級長、副級長に当選させるという
仕組みで朗らかな学園新体制を確立してゐます。>

この写真を見ますと、児童たちはこざっぱりした服装をしており、女
の子は皆スカートをはいています。まだ太平洋戦争が始まって半年ほ
ど、銃後の生活にもまだ余裕があったことがうかがえます。

皆さんの場合は、級長選挙はどのように行われたのでしょうか?
スポンサーサイト

«  | HOME |  »

最近の記事

カテゴリー

カレンダー

12 | 2007/01 | 02
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

月別アーカイブ

最近のトラックバック

ブログ内検索

リンク

このブログをリンクに追加する

「戦争を語り継ごうML」ご案内

このブログの記事は、主としてメーリングリスト「戦争を語り継ごうML」へ投稿したものです。このメーリングリストは、世代間の交流を通じて戦争を正しく語り継いでいく場として、設けたもので、10代から90代まで、多数の人が参加しています。

参加を希望される方は、上の「リンク」の「戦争を語り継ごうML」をクリックしてください。

コメントをどうぞ

このブログについてのコメントは、下記へお寄せください。

名前:
メール:
件名:
本文:

プロフィール

西羽 潔

Author:西羽 潔

・1933年生まれの軍国少年OB。
・メーリングリスト「戦争を語り継ごうML」主宰。
・ウェブサイト:「戦争を語り継ごう -リンク集-」
・著書:「むかし、みんな軍国少年だった」(共著)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。