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戦時下の育児生活

ご承知のように、インターネットには実に数多くの戦争体験記がありますが、意外に少ないのが、当時主婦であった人たちの体験記です。食糧難など、戦時下の国民の生活の実態をもっともご存知なのは、そういう高年齢の女性ですが、残念ながらこのMLのメンバーにもほとんどおられません。

そうした戦時中の生活の実態を知るメディアの一つに、当時の婦人雑誌があります。そこでその一例として、当時赤ちゃんのミルクにいかに苦労していたかをご紹介しましょう。

「代用乳(無乳栄養)の作り方と与へ方」(主婦之友昭和19年10月号)

<「代用乳」とは、炒った米・小麦・大豆などの粉に鰹節・魚・イナゴ・サナギなどのタンパク質と乾燥野菜、砂糖、塩をお湯で溶いたもの。>

当時、米に代わる主食、たとえばサツマイモなどを「代用食」と呼び、われわれはもっぱらそれを食べていましたが、乳児用ミルクにも「代用乳」があったとは、知りませんでした。

緒戦のころは、「空襲からいかに赤ちゃんを守るか」という記事が多かったようですが、空襲の激化とともに、次のような勇ましい記事も現れるようになりました。

<子供を被害から逃れさすことばかりが防空ではありません。戦場に育った子供でなければ経験し得ない、生々しい戦ひの体験を、将来国の強兵として戦場に立つときの基礎に、立派に活かしてゆかうではありませんか。戦争を恐がらしてはならない、盲目的な平和思想を抱いてはさらにならない。空襲をも戦時下の精神鍛錬の鉄床(かなとこ)として活用する、この母の心構へこそ、『子供の防空』の根底をなすものであると信じます> 
(主婦之友昭和19年8月号)

号泣!『戦ふ育児生活』」

Kさんがよく、「戦場に往きし者しか、戦争のことは分からぬ」とおっしゃいますが、これはまさにそうした戦場体験を物心つかないうちから原体験として植え付け、将来の立派な戦士として育てようというわけです。

現在育児中のママさん方のご感想をお待ちしています。

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安倍政権と盧武鉉政権との対比

昨日の朝鮮日報は、東京発の【特派員コラム】で、今回の内閣補佐官の新設などで強化された安倍内閣の首相官邸は、4年前の盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権発足時の大統領府とよく似ていると書いています。


< 安倍内閣の発足により、日本権力の中心に浮上した首相官邸は、4年前の韓国大統領府とよく似ている。下村博文、山谷えり子、根本匠。ともに世間に知れ渡った「全国区の人物」ではない。そうかといって、実務に通じた官僚の出身でもない。「政権有力者」に登用された名分は、安倍総理を支えてきたという泥臭い人脈的要素しかない。

 4年前、386世代の運動家人脈で埋め尽くされた大統領府を見たときの違和感、その奇妙な感覚が、安倍内閣の顔触れを見てよみがえった。>

<盧武鉉大統領がそうであったように、そうした戦いを通じて勢力を伸ばした政治家は、周囲に多くの狂信的、理念的な側近グループを形成する。安倍もやはり理念型の側近が非常に多い政治家だ。盧大統領がそうだったように、安倍もやはり彼らを権力の中枢に据えた。

 「理念型側近」は「秘書型側近」とは違う。「韓国の386勢力」が盧武鉉をあがめるように、「日本の386勢力」も安倍という媒介を通じて「強い日本」 「保守再構築」が実現する夢を見ているのだろう。>

<安倍首相の選択がどのような結果をもたらすかは、まだわからない。安保・歴史・教育問題で彼らが主張する理念の実現に先を急ぐ場合、安倍政権は早い段階で力を失う可能性もある。

 だが日本はいつでも政権交替、首相交替が可能な内閣制をとっている。5年間も指をくわえてみている必要はないのだ。

 韓国にも、もうすぐ変化の機会が回ってくる。左、もしくは右に向かって、闇雲に疾走する理念先行型の理想主義では何も成し遂げられないのは、韓国も日本も同じだ。>

安倍首相と『日本の386勢力』」


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プロフィール

Author:西羽 潔

・1933年生まれの軍国少年OB。
・メーリングリスト「戦争を語り継ごうML」主宰。
・ウェブサイト:「戦争を語り継ごう -リンク集-」
・著書:「むかし、みんな軍国少年だった」(共著)

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