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日中首脳会談は開けるか?

昨日、麻生外相は記者会見で「日中の首脳会議を早急に開きたい。そのため外務次官による会談で打ち合わせている」と述べましたが、その数次にわたる会談も結局物別れに終わりました。

首脳会談再開合意できず終了 日中次官の総合政策対話 」(産経、27日)

結局やはり靖国神社参拝がネックになったようです。日本側は、いわゆる「村山談話」を黙認する代わりに、安倍首相の参拝を明言しない「あいまい戦術」を認めさせようとの交渉だったと思われますが、結局それは中国側にとって認められるものでなかったのでしょう。

閣内でも、公明党の冬柴国交相が「総理や官房長官や外務大臣は少なくとも靖国神社にA級戦犯が合祀されている期間は参らない方がベターであろう」と述べているのに対し、当の塩崎官房長官も麻生外相も「適切に判断する」と首相同様の「あいまい戦術」で、また一部閣僚が参拝を明言しているような状況では、日中首脳会談のハードルは高いといわざるを得ません。

安倍内閣の課題である、アジア外交も拉致問題も、まず日中(日韓)首脳会談を開かなければ、進展は見込めず、アジア外交、拉致問題、歴史認識=靖国参拝の連立方程式を、安倍首相ははたしてどう解くのでしょうか?

なお今問題に対し、英紙タイムズも今日の社説で次のように安倍首相にアドバイスを送っています。

靖国参拝しない方法を=安倍首相に歴史問題でチャンス-英紙社説
<27日付の英紙タイムズは社説で、安倍内閣発足を受け「過去をごまかさず、毎年の靖国神社参拝で中国を愚弄(ぐろう)せずに」戦争の犠牲者へ哀悼の意を示す方法はあるとして、安倍晋三首相は東アジア諸国との関係を悪化させない方法を見つけなければならないと強調した。>(時事通信、27日)


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安倍内閣と歴史認識

安倍内閣が発足しました。「論功行賞内閣」、「仲良し内閣」などといった論評が多いようですが、その中からこのブログの主旨に関連する、安倍内閣の閣僚の歴史認識を問題にした、今朝の朝日新聞の社説をご紹介しましょう。

新内閣の政策のひとつに「アジア外交の推進」がありますが、そこで問題になるのが先の大戦についての歴史認識です。

1997年、日本の歴史教科書を“自虐的”として批判する「日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会」が立ち上げられましたが、そのとき会長になったのが、このたび自民党の政調会長になった中川昭一氏で、事務局長が安倍新首相でした。そして内閣の中には、高市早苗・沖縄・北方相、下村博文・官房副長官に、山谷えり子・教育再生担当首相補佐官と当時のメンバーが入りました。

「安倍内閣発足 果たしてどこへ行く 」(朝日、27日)
< 下村氏は最近、安倍氏が官邸主導で設置を検討している教育再生会議のテーマのひとつとして「自虐史観の歴史教科書はやめさせる」と語った。

 山谷氏は歴史教科書について「いまだにレーニンの言葉を守っているんでしょうか、自虐的な内容の教科書をつくっている」と述べている。 >


安倍内閣がまず最初に行おうとしている「教育再生」の中身とは、歴史教科書から“自虐史観”を一掃することでしょうか?

今日中間で首脳会議の就任に向けての根回しが行われていますが、そこでやはり歴史認識、靖国参拝が問題になっているようですが、こういう内閣の性格で果たしてうまくいくのでしょうか?

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プロフィール

Author:西羽 潔

・1933年生まれの軍国少年OB。
・メーリングリスト「戦争を語り継ごうML」主宰。
・ウェブサイト:「戦争を語り継ごう -リンク集-」
・著書:「むかし、みんな軍国少年だった」(共著)

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