スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

安倍晋三氏と「階級史観」

昨日の「安倍晋三氏と周恩来発言」に対し、経済学者のNさんからコメントをいただきましたが、その中の次のような一節がありました。


<安倍候補は、なぜ、なじみが薄く、わかりにくい階級史観という表現を使ったのか。自分で考えたのか、入れ智恵されたのか。
どちらにせよ、この表現の背後には、現在の中国に対する反感・侮蔑感があると思います。>

専門家のNさんにもなじみが薄いというということですから、”階級史観”というは、社会科学では正式に使われない用語でしょうね。どうも「つくる会」やその同調者が使う言葉のように思われます。

安倍氏の思想や歴史観は、いわゆる5人組といわれるブレーンに影響されていることが多いと思います。5人組というのは、下記新聞記事に詳しく紹介されています。

「安倍人脈:次期政権像を探る/1 ブレーン政治」(毎日、8月29日)
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20060829ddm005010075000c.html

「 『安倍氏ブレーン』どんな人?」(東京、9月9日)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20060909/mng_____tokuho__000.shtml

この記事にありますように、このメンバーは、従軍慰安婦の強制連行を認め、謝罪した「河野談話」を修正すべきと安倍氏に要請しています。「村山談話」はしぶしぶ認めそうな安倍氏ですが、もし安倍政権で「河野談話」を修正したら、中韓はもとよりアジア外交は破綻することでしょう。

スポンサーサイト

次期首相に参拝中止要請 米大物議員の抗議相次ぐ

今日のワシントン発共同によれば、米下院外交委員会の重鎮、ラントス議員
(民主党)は、日本の次期首相の靖国参拝中止を要請したとのことです。また
同委員会のハイド委員長(共和党)も同神社内の展示施設「遊就館」の太平
洋戦争に関する説明内容を修正すべきだと主張しています。

「次期首相に参拝中止要請 米大物議員の抗議相次ぐ」
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=intl&NWID=2006091501001131


「遊就館の説明修正要求 米下院委員長」http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=DLT&PG=STORY&NGID=intl&NWID=2006091401005483

「遊就館」が、太平洋戦争の開戦責任はルーズベルト米大統領にあるとする
展示の内容を、最近見直すとの動きがありますが、これは安倍氏のネオコン
・ブレーンが、安倍政権の地ならしのため、靖国神社に働きかけたからといわ
れています。

歴史認識 日中の違いを認め合おう(産経)

昨日、「歴史認識 政治家が語れぬとは 」という朝日の社説をご紹介しましたが、
今朝の産経は、社説と「産経抄」で、それに反論するかのような所論を掲載して
います。

「歴史認識 日中の違いを認め合おう」
< 日清戦争からの半世紀を「侵略」とするなどの中国側の歴史認識を日本側
がどう受け止めたかという公式文書は見いだされていない。谷内正太郎外務事
務次官が「中国がそう言っていることをわれわれは事実として認識している。良
いとか悪いということについて、日本政府としての立場は基本的に明らかにして
いないのではないか」と述べている通りである。>
http://www.sankei.co.jp/news/060915/edi000.htm

「産経抄」
< ▼「日中国交正常化をしたときに、中国は戦争指導者と一般の日本国民を分
けて国民に説明した」という発言もナイーブ過ぎる。三十数年前も「日本軍国主義」
などと反日教育をしていた中国が、手のひらを返して国交を正常化するとなれば、
当時の首相の周恩来がそういう理屈をこねるのは当然で、わが国が受け入れた
事実はない。>
http://www.sankei.co.jp/news/060915/col000.htm

先の大戦についての日本政府の公式見解は1995年の「村山談話」でしょう。それ
には「植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対し
て多大の損害と苦痛を与えました」と述べられています。

安倍次期首相は、日中首脳会議の再開のため、やむを得ずこの「村山談話」を認
めるのではないかと思われます。そのとき産経はどう論評するか、楽しみです。

«  | HOME |  »

最近の記事

カテゴリー

カレンダー

08 | 2006/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

月別アーカイブ

最近のトラックバック

ブログ内検索

リンク

このブログをリンクに追加する

「戦争を語り継ごうML」ご案内

このブログの記事は、主としてメーリングリスト「戦争を語り継ごうML」へ投稿したものです。このメーリングリストは、世代間の交流を通じて戦争を正しく語り継いでいく場として、設けたもので、10代から90代まで、多数の人が参加しています。

参加を希望される方は、上の「リンク」の「戦争を語り継ごうML」をクリックしてください。

コメントをどうぞ

このブログについてのコメントは、下記へお寄せください。

名前:
メール:
件名:
本文:

プロフィール

西羽 潔

Author:西羽 潔

・1933年生まれの軍国少年OB。
・メーリングリスト「戦争を語り継ごうML」主宰。
・ウェブサイト:「戦争を語り継ごう -リンク集-」
・著書:「むかし、みんな軍国少年だった」(共著)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。