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愛国心求める人と、国を愛する人と

国会で教育基本法改定の審議が始まりました。小泉首相は、「教員の
愛国心指導は職務」と答弁しましたが、一方で「これまでも児童生徒
の内心の自由にかかわって評価することを求めておらず、このことは
本法案により変わるものではない」と述べています。

しかし福岡県の多くの市立小学校では、02年から六年生社会科の評価
項目の一つとして「国を愛する心情」「日本人としての自覚」を3段
階で評価、通知表に記載しており、同様の評価を取り入れている公立
小学校は、03年の時点ですでに全国11府県の172校に達しています。

今日の毎日新聞のコラム「余禄」は次のように書いています。

<明治人が教育勅語によって国の安泰を託せると思ったその子らの世
代は国を滅ぼしてしまう。だがその痛恨の体験から日本人は少なくと
も二つを学んだ。一つは子弟の教育は思い通りにいかないこと。もう
一つは他人に愛国心を求める人と、国を愛する人とはまったく別だと
いうことだ。>
http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/yoroku/

戦前・戦中の道徳の中心は“忠孝”でした。「天皇に忠」ということ
は国家によってこれでもかというほど教え込まれましたが、「親に孝」
という教育を親から受けた憶えはありません。わが子にも、「親に孝
行せよ」と教育した憶えはありませんが、豚児たちも親不孝者に育っ
たとは思っていません。
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麻生外相、靖国神社を非宗教法人に

<麻生太郎外相は16日、東京都内で講演し、小泉純一郎首相の靖国
神社参拝問題について「国家の英霊を祭るという大事なことを一宗教
法人に任せているところに問題があるのではないか」と指摘した。同
神社の非宗教法人化を視野に第二次世界大戦のA級戦犯の分祀方法を
検討する考えを示唆したものとみられる。>

以下全文は、
<麻生外相>靖国神社、非宗教法人化を視野に検討を」(毎日、17
日)

A級戦犯の分祀については、最近も中曽根元首相、中川自民党政調会
長、古賀遺族会長、小沢民社党代表などが提唱していますが、麻生氏
の「誰が首相になろうとも、政府が靖国神社に対して分祀しろなどと
いうのは国家権力の宗教に対する介入だ」という発言は正論だと思い
ます。

麻生氏の意図は、99年に時の野中官房長官が個人的に提案した靖国神
社の特殊法人化と同じような趣旨と思われますが、これは同神社を信
仰の対象とする多くの人たちや、また戦前のような国営化に反対する
立場の人たち、そしてなによりも国家神道の伝統を堅く守っている神
社自体の反対で、実現はきわめて困難と思われます。

諸外国の反対がなく、「天皇陛下も参拝できるよう」という趣旨であ
れば、今検討中の無宗教の国立戦没者追悼施設こそ検討されるべきで
しょう。

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プロフィール

Author:西羽 潔

・1933年生まれの軍国少年OB。
・メーリングリスト「戦争を語り継ごうML」主宰。
・ウェブサイト:「戦争を語り継ごう -リンク集-」
・著書:「むかし、みんな軍国少年だった」(共著)

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