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「産経抄」の誤植?

昨日の産経新聞のコラム「産経抄」が、5日の朝日新聞の社説を批判
して、<「全国の新聞のほとんどが参拝をやめるよう求めている」と
いうのは誤植ではないかと何度も見直した>と書いていることは昨日
ご紹介しました。

それに対し私は、<小泉首相の靖国神社参拝を支持しているのは産経
のみです。全国の新聞の記事も、誤植ではないかと何度も見直す必要
があるのではないでしょうか?>とコメントしましたが、今日の朝日
新聞夕刊のコラム「窓 論説委員室から」も、同じような趣旨で反論
しています。

昨年10月の小泉首相の靖国神社参拝について、全国48の新聞が参拝反
対の社説を掲げた、もろ手をあげて賛成したのは産経だけであるとし
て、次のように書いています。

<いまや朝日新聞の言説に「ほとんどの新聞」が肯く時代ではないと
いう指摘だ。それに異論はないが、各紙の論調が結果として一致する
ことはある。靖国参拝がそれだ。

産経の1面を飾る名物コラムである。正論も辛口もいいが、事実だけ
は正確にお願いしたい。それとも誤植だったのでしょうか?>

全国の日刊紙の発行部数約4600万部(2003年1-6月)の内、読売、朝
日、毎日、日経、産経の全国紙を除く地方紙の合計シェアは約4割も
あります。産経は全体の約4%に過ぎず、地方ブロック紙の中日より
も少ないのです。目の仇にする朝日でも18%で、地方紙全体には遥か
に及びません。

しかも朝日を含め、政府迎合の傾向が強くなっている全国紙に比べ、
地方紙では地方の立場から政府に批判的な新聞が多いように思われま
す。

発行部数からいえば、9割以上の新聞が参拝反対で、賛成は僅か4%で
す。私のような一市井人でも分かるのに、専門家である産経の論説委
員がこういう数字も分からないとは不思議です。
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ナベツネ氏と朝日が「共闘」宣言?

ronza.jpg



先に読売新聞の渡辺恒雄主筆と朝日新聞の若宮啓文論説主幹が初めて
対談したとご紹介しましたが、その内容が雑誌論座」2月号に掲載
されています。

この雑誌の表紙や広告には「渡辺恒雄氏、朝日と『共闘』宣言」とい
うキャッチコピーが躍っていますが、靖国、戦争責任、アジア外交な
どについて語り合っている二人の意見はよく一致し、若宮氏が「どっ
ちが朝日新聞か分かりません」と苦笑するほどです。

その中で、過去の軍国主義を礼賛する施設として二人が批判している
靖国神社の遊就館について語っている部分をご紹介します。

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渡辺 (前略)その後、僕は靖国神社の近くに引っ越して、よく靖国
神社を散歩するようになりました。だけど、いまだに参拝したことは
ない。靖国神社本殿の脇にある、あの遊就館がおかしい。あれは軍国
主義礼賛の施設で、中を見てきた子供が、「日本はこの前の戦争で勝
ったんだね」と言うんだな。軍国主義をあおり、礼賛する展示品を並
べた博物館を、靖国神社が経営しているわけだ。そんなところに首相
が参拝するのはおかしい。

その後、靖国神社の宮司が、「なぜA級戦犯を合祀したか」「なぜ
A級戦犯を分祀できないか―などについて話しているのをいろいろ勉
強してみて、僕はもう、とんでもないと思った。それで、新たに追悼
施設をつくるべきであると考えたわけだ。

若宮 遊就館は2002年に新しく建て替えられて、非常に立派な施設に
なりましたが、内容はとても現代のものとは思えません。確かに特攻
隊員の遺書などは涙を誘います。しかし、日清、日露はおろか、満州
事変から太平洋戦争まで一貫して、栄光のアジア解放や自存自衛の戦
争というトーンで、忸怩(じくじ)たるものがまったくない。

1階にはゼロ戦が展示してありますね。その説明を見ると、ゼロ戦
は中国の重慶でデビューしたと書いてあるんですよ。重慶の空中戦で、
当時のソ違製中国機を大半撃墜して、世界にその名を知らしめたとい
うようなことが書いてある。だけど、重慶ではゼロ戦で制空権を取っ
たあと、爆撃機で市内を空爆して多くの市民を殺した。ここに蒋介石
の国民党政権の臨時政府があつたからですが、世界的にも無差別爆撃
のはしりといわれて悪名が高い。そういうものを靖国神社に得意げに
展示していながら、中国に対して「首相の参拝に文句を言うな」とい
うのは、本当に失礼な話です。
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プロフィール

Author:西羽 潔

・1933年生まれの軍国少年OB。
・メーリングリスト「戦争を語り継ごうML」主宰。
・ウェブサイト:「戦争を語り継ごう -リンク集-」
・著書:「むかし、みんな軍国少年だった」(共著)

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