スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

日中歴史共同研究に関する各紙社説(続)

昨日に引続き、今日は毎日、西日本の2紙が社説で日中歴史共同研究
を採りあげています。昨日の沖縄タイムスと併せ、お読みください。

「日中歴史研究 まず一歩 さらに前へ」(毎日)
<  双方は新メンバーで第2期の共同研究を行うことにしている。戦
後史について中国側座長の歩平・社会科学院近代史研究所長は「第2
期の継続研究としたい」と述べている。歴史に関する共通理解を研究
者だけでなく国民レベルでも深めるために、次はぜひ公表してほしい。

http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20100203k0000m070136000c.html

「日中歴史研究 溝埋める努力を続けよう」(西日本)
<  ただ、歴史問題をめぐるこれまでの摩擦を考えれば、両国の代表
的な学者が同じテーブルにつき、それぞれの見解を示し報告書公開に
こぎ着けただけでも一定の成果といえる。報告書には、一部ではある
が中国側の歴史解釈が柔軟になったと思える個所もある。今回の共同
研究は第1期との位置付けであり、これを出発点として2期以降の研
究につなげたい。>
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/150274

「[日中歴史研究]見えない『沖縄の視点』」(沖縄タイムス、2日)
< いずれも沖縄側からみて違和感を覚えるのは、日中双方とも「国
史」の中の位置づけに囚(とら)われ過ぎているように読めるからだ。
琉球・沖縄史の固有な歴史性が見過ごされてはいまいか。
  中国側は薩摩の支配下にあった歴史的事実を、日本側は琉球処分の
「武力統一」というひとつの側面を、いずれも意識的に軽視している
ようにみえる。>
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-02-02_2457

スポンサーサイト

日中歴史共同研究に関する各紙社説・コラム

昨日の産経新聞に続き、今日は全国各紙が社説で日中歴史共同研究を
採りあげています。

「日中歴史研究―政治との距離感が大切だ」(朝日)
< とはいえ、曲折を経て1年以上遅れて公表された報告書に驚くよ
うな内容はない。南京大虐殺の犠牲者の数も中国側は最大で30万超
と主張するなど、評価の違いも当然のことながら目立つが、一方で総
じて抑制的な表現が多く、淡々と書かれている。双方の研究者とも、
日の丸と五星紅旗から距離を置こうとした跡がうかがわれる。>
http://www.asahi.com/paper/editorial20100202.html

「日中共同研究 歴史認識の違い浮き彫りに」(読売)
<  しかし、両国を代表する学者が重要な問題について議論し、報告
したこと自体に、一定の意義があったと言える。>
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20100201-OYT1T01381.htm

「日中歴史研究 違い見つめることから」(中日 / 東京)
<  日本と中国の歴史共同研究の報告書が公表された。日中の見方の
大きな違いが明らかになる一方、一部歩み寄りもみられた。隔たりを
嘆くより、それを見つめることから対話を一層、進めたい。>
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2010020202000041.html

「日中歴史共同研究 相互理解を進める礎に」(秋田魁新報)
<  国同士の歴史認識、特に戦争当事国のそれが一致するのは容易で
はない。ただ、相違点が明らかになった意義は大きい。違いを違いと
して認め合うことが相互理解の第一歩であり、何が違うかが分からな
ければ、埋めようもないからである。>
http://www.sakigake.jp/p/editorial/news.jsp?kc=20100202az

「日中歴史研究 継続で理解を深めたい」(信濃毎日)
<  歴史を見る目がそれぞれの当事国によって違うのはやむを得ない。
にもかかわらず、戦争についての大きな流れでは、共通の見方が深ま
りつつある印象を受ける。>
http://www.shinmai.co.jp/news/20100202/KT100201ETI090002000022.htm

「日中歴史研究/相互理解を深める糸口に」(神戸)
<  このため、報告書は両論併記だ。歴史認識の違いがむしろ鮮明に
なったともいえるが、その違いを認め合い、同時発表にこぎ着けただ
けでも意味がある。>
http://www.kobe-np.co.jp/shasetsu/0002683251.shtml

「日中歴史報告書 違い認め研究深めよう」 (中国)
< 「南京大虐殺」一つとっても犠牲者数が双方で大きく異なった。
しかし歴史認識の隔たりや両者の溝を、悲観的に受け止める必要はあ
るまい。
  むしろ日中戦争の全体像について日本側が「戦場となった中国に深
い傷跡を残した。その原因の大半は日本側がつくり出したと言わざる
を得ない」と責任を明記したのは重要で、日本国内での歴史論争にと
っても有益な視点だろう。中国側が盧溝橋事件を「偶発的に起きた可
能性がある」と認めたのも、共同研究の成果である。>
http://www.chugoku-np.co.jp/Syasetu/Sh201002020133.html

「日中共同研究 継続し相互理解の深化を」(琉球新報)
<  数字の食い違いはあるが、「南京で大規模な虐殺があった」とい
う共通認識に至った意義は大きい。>
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-156743-storytopic-11.html

「春秋」(日経)
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20100201ASDK0100401022010.html

「産経抄」(産経)
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/100202/acd1002020240000-n1.htm

日中歴史共同研究に関する論評

昨31日公表されました日中歴史研究の報告書について、今日の各紙の
うち産経新聞のみが社説 ( 主張 ) で採りあげています。

「【主張】日中歴史共同研究 『南京虐殺』一致は問題だ
< 「南京虐殺」で認識が一致したといっても、共同研究に参加した
学者間でのことだ。それがあたかも歴史の真実であるかのように、日
本の教科書などで独り歩きするようなことは避けたい。>

この報告書に対する中国・環球時報の反応です。

日本の謝罪が中国に届かない理由、『歴史の否定と靖国参拝』」
(サーチナ、1日)
< 今回の報告書に対し、中国史学会会長の張海鵬氏は「日本側の歴
史観には大きな進歩が見られ、右翼的観点が排除された」とし、日
本側の学者は南京大虐殺が事実であったことを認めたと報じた。>

下記の外務省の公式サイトで、報告書の全文が読めます。
日中歴史共同研究(概要)」

日中歴史共同研究 報告書公表

かねてから日本と中国の有識者が共同で行ってきた歴史研究の報告書
が31日公表されました。

問題の南京事件については、日本側は「日本軍による集団的、個別的
な虐殺事件が発生し、強姦、略奪や放火も頻発した」と認定しました
が、犠牲者数は「20万人を上限として4万人、2万人など様々な推計が
なされている」と指摘しています。

一方中国側は、「中国軍人が集団的に虐殺された」と強調し、犠牲者
数は中国政府の見解を踏襲して「30万人余り」としており。虐殺の事
実では一致しましたが、犠牲者数は両論併記の形になっています。

南京事件の犠牲者、隔たり埋まらず…日中共同研究」(読売、31日)
日中歴史共同研究 報告書公表」 ( NHK、31日)

天皇は過去の戦争について反省している

今日の韓国・中央日報に「天皇は過去の戦争について反省している」というタイトルで、天皇の百済学の指南役ともいわれる上田正昭京大名誉教授へのインタビュー記事が掲載されています。

この中で上田氏は「天皇は平和をとても愛する人だ。過去の戦争について反省し、平和憲法を守らなくてはならないという思いを持っている。戦争被害者すべてに対する感情も熱い」と述べています。

天皇は過去の戦争について反省している

書評「近代日本と戦争」

3日の JanJan に、李盛煥著「近代日本と戦争」(光陽出版社、09年
11月)の書評が掲載されています。

本書は韓国の日本研究者が戦争という視点から日本の近現代史をまと
めたものですが、被害者としての視点は抑制されており、日本研究者
としての中立的な記述になっていると評価されています。

「【書評】『近代日本と戦争』の感想
< 醜悪な過去を直視することには勇気が必要である。それ故に格差
社会化する日本社会で負け組とされてルサンチマンが鬱積した人々は
史実から目をそらし、過去を美化することで民族的自尊心を満足させ
る傾向に流れやすい。これに対して、本書は日本の過去を直視した上
で、日本の中に世界に誇るべきもの(平和憲法)を見出した。これほ
どまでに日本を深く理解した研究者が隣国にいることは日本にとって
幸福である。>

日中歴史共同研究の中国側報告

ご承知のように、日中歴史共同研究の第1期の最終会合が24日東京で
開かれましたが、中国側委員6人が26日、北京でメディア向けに懇談
会を開き、その成果について報告しました。。

29日の「人民網日本語版」は、この研究のうち日中戦争関係について
次のように伝えています。

< 第1期研究ではいくつかの共通認識が形成されたが、溝も残った。侵略戦争の性質については比較的一致した認識が得られた。近代史チームの双方の学者は、中日戦争の性質について十分に討議し、各自の報告書の中で「1931年に始まり1945年に終わった中日戦争は日本による中国への侵略戦争であった」と明確に指摘。日本側の学者は研究成
果の中で、日本軍国主義の対中侵略と中国人民に与えた甚大な被害を明確に認め、戦争中の日本軍による様々な不法行為が大量の中国民間人の犠牲をもたらし、中国人民に深い戦争の傷跡を残し、戦後新たな中日関係を築く上で障害になったとの認識を示している。日本側の学者の報告書は「細菌戦、遺棄化学兵器、労働者強制徴用、婦女暴行などに関する近年の訴訟は、いずれも戦争が中国人民にもたらした深い傷痕の現われだ」としている。>

相互理解促進の重要な一歩 ---- 中日歴史共同研究を振り返る

«  | HOME |  »

最近の記事

カテゴリー

カレンダー

06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

月別アーカイブ

最近のトラックバック

ブログ内検索

リンク

このブログをリンクに追加する

「戦争を語り継ごうML」ご案内

このブログの記事は、主としてメーリングリスト「戦争を語り継ごうML」へ投稿したものです。このメーリングリストは、世代間の交流を通じて戦争を正しく語り継いでいく場として、設けたもので、10代から90代まで、多数の人が参加しています。

参加を希望される方は、上の「リンク」の「戦争を語り継ごうML」をクリックしてください。

コメントをどうぞ

このブログについてのコメントは、下記へお寄せください。

名前:
メール:
件名:
本文:

プロフィール

西羽 潔

Author:西羽 潔

・1933年生まれの軍国少年OB。
・メーリングリスト「戦争を語り継ごうML」主宰。
・ウェブサイト:「戦争を語り継ごう -リンク集-」
・著書:「むかし、みんな軍国少年だった」(共著)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。